中川田ロのブログ
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母が1ヶ月以上の便秘で体調が悪いことは知っていましたが、病院に行っても下剤を出されるだけで良くならないとのこと。
『がんじゃないですか?』と言っても『がんならもっと寝られないほど痛みが続くはず』との診断でした。

4月2日 水曜日

10:09
母からのショートメールで、胃腸科の病院に入院することになったとのことです。
検査の結果次第では手術になるかも知れないとビビっていました。

4月3日 木曜日

15:49
2日に履歴書を送った会社から、翌日(4日の金曜日)に面接をしたいという旨の電話がありました。

16:30
母からのショートメールで、大腸がんで肝臓にも転移しているとのことでした。
けっこうな衝撃でしばらく上半身がしびれるような感覚がおさまらず、手も震えてしまって、そのメールにどう返信すればいいのか困りました。
『ガンだよ!どうしよう?』と本気で動揺している内容なので、とりあえずは落ち着かせるために何を言うべきか。自分も動揺しているのに。

「大変なことになったなぁ。とりあえず待って。ちょっと考えるから。不安にならんでも大丈夫やで。」

それでも『不安やで!』という当然の返信があり、「大丈夫。大腸がんは根治が可能ながんらしいから。進行もゆっくり。肝臓に転移するのもよくあることらしいよ。オレも色々調べて勉強しとくから、無知が不安になるんやから、よく知ればいいだけやで」と返信。やはり母も告知されたショックでゆうべは寝られなかったようでした。

「心配性やなぁ。母さんはまだまだラッキーが残ってるから大丈夫!オレも都合つけて帰るから楽しみにしといてや!」

母は私のことが大好きですので、私が帰るとごきげんでテンションマックスになりますから、私が帰るとなると元気になるはずなのです。
すると案の定『わかった!』と、『頑張るわ!』と前向きになりました。

最近の医者はサラっと告知しやがるみたいです。
「治る見込みがあるからこそサラっと告知したんだ」と思っていたのですが、わりとそうでもなく、高校の同級生の春ちゃんのお父さんは末期のがんだったのに本人に告知したらしいです。

母は思い込みが激しいのでコントロールが簡単だから、私がコントロールするので医者が勝手なことをしないでもらいたいです。まったく。

しかし私はそのがん告知のメールから、けっこう放心状態で何をしても上の空状態で集中できず、脳みそは「どうしようどうしよう」と動揺を止められませんでした。
食欲も止まりまして、明日も面接があったり帰省するためのチケットもどうしようか、色々と考えなければならないこともあるのに全てが面倒で集中できませんでしたが、『金たまと包茎ちんぽってことですね』と、しげおから微笑ましいLINEがあったりしまして、「そっか、これはオレの現実で、世界は通常通りだ」と気付いてバスのチケットの手配をはじめました。

いやそれでも本当に面倒で、わりと一刻も早く帰ってあげたい気分だったり、なんでこんな時に面接なんて行かなくちゃいけないのか、とか、でも次の週末はF森さんがうちに外泊しに来るから、どうしても月曜日じゃないと無理で。

バタバタが始まりましたが、母からのがん告知の翌日に面接があったおかげで気分が紛れましたし、こうやって畳み込んでバタバタする方が気分がひとつひとつが軽くなるんじゃないかと前向きに考えるようにしました。それは逃避かも知れませんが。

4月4日 金曜日

13:30
面接は、もうどうでも良かったです。
というか、会社に到着した時点で、「ああ、無いわ」と思いました。

面接から帰ってきたら、今度は違う会社から面接の電話がありまして、来週は丸々帰省しています。というか、やはり上の空で面接なんてするものではないですし、受けた面接も上の空でしたから「なぜ断らなかったんだろう」と、その時にも思ったので、その面接は断りました。

面接から帰宅する途中でバス代も払い込み完了。
あとは、明日F森さんが泊まるからその準備。掃除洗濯バタバタ。

4月5日 土曜日

9:21
F森さんから電話があり、『今日ね、外泊しないことにした。カリキュラムが遅れてるんだよね』とのことです。
だったらもっと早くに教えてくれよー!それだったら今日バスで出発してたよー!と思っても、こんな事態をF森さんも知りませんし、仕方無いのですが。
『でもオレ、ちょっと都合で月曜日から1週間ほど帰省することになったから、来週の土日は無理だよ』と伝えました。
詳細を言ったところでどうしようもありませんし、これは私の問題です。

この件で、私はけっこうパニックになりまして、でもそれをみなさんに伝えてしまうとガチガチに現実から逃げられなくなるというか、自分の世界がそれ一色になってしまうと視野が狭くなって思い詰めてしまうかも知れませんから、回りには知らせない方が今までの現実が延長していて世界は通常通りの方が、気が楽なのです。

ただでさえ、テレビを見ては殺人事件の話だったり手術のシーンだったり、病院がらみが目につきやすく、そこから母のことを考えることになってしまうので困ります。

みなさんは結婚して自分の家族を築き、無償で愛し愛される関係があるかも知れませんが、私には無償で愛し愛される人間は母だけなので、母にとっては旦那もいますし孫もいますから私だけではありませんが、私にとっては母だけなので、私よりも長生きしてもらわなければ困るのです。本当に困るのです!わわわーっ!・・・と、こんな案配で考えがめぐるのです。


でも、私が一番しっかりしなければなりません。
ひとつひとつ、落ち着いて対応していきたいと思います。

とにかく明日、出発します。
17時30分に京都に到着し、そこからJRで高槻、病院まで徒歩20分。
面会時間は19時まで。
間に合うか、どうなるか、今はそれが心配です。