新編 太郎日記・わが家の郵政解散 -2ページ目

新編 太郎日記・わが家の郵政解散

トトさまが巻き込まれた郵政新党騒ぎ内幕の因縁をぼくの誕生から

~ 選挙情報専門ラジオelection FM-MIMI  76.8MHz ~ 文明アジア制作協力

 // 石原慎太郎を内閣総理大臣にする福岡の会 」ゲスト出演 //

 ストリームURL http://www.election.co.jp/radio/election/0102/24.rm
 神吉信之氏HP  http://members.jcom.home.ne.jp/1610510601/fmmimi3.html

  ゲスト      大野城市議会議員 いかるが 卓徳  清田進
  コメンテーター  神吉信之(かんき のぶゆき)
  パーソナリティー 占部優雅(うらべ ゆか)   

「石原慎太郎を内閣総理大臣にする会」事務局長、事務局次長

 前半は、「週刊現代」2月17日号に掲載された「石原慎太郎「総理大臣計画」の極秘文章をスッパ抜く!」という内容のスクープの中身の検証を中心に、後半は化粧品会社の営業マンから市議へ立候補した、いかるがさんとそれを支援した清田さんの選挙運動に関する話しを中心に話を進めました。

 「議会で正論が通用しなくなり、このままでは日本はダメになる」と思い去年の10月ぐらいから署名運動をスタートさせ、福岡だけで7、8万の署名が集まった。

神戸、大阪、神奈川、東京など全国的に勝手に広がりを見せ、これを1つにどう収集するのかが課題。
 何故石原さんなのかという問いに、「改革はおっかない人でないと出来ない。江択民国家主席のことをヒットラーと言ったのですが、その程度のことはハッキリ物言う人でないとリーダーは務まらない」と答えた。
 
 さて、問題の「石原慎太郎首相実現構想」の極秘文章の真意だが、参院戦に向けて次の4つのステップを打ち出している。

1. 署名運動 4月までに1000万人の署名を集める

2. 国民決起大会 5月頃に東京で「石原慎太郎氏を総理大臣にする国民決起大会」
  を開催する

3. 候補者 比例区に各選挙区出身者47名(但し全国で10万票以上を獲得出来る者)を擁立する

4. 発起人会 中央で「石原慎太郎を総理大臣にする国民連合発起人会」を立ち挙げ、地方との連携を
  する

 参院戦後、石原「新党」を結成し、次期総選挙を「石原慎太郎総理大臣を国民の手で実現しよう」をスローガンに掲げて、議院内閣制での実質的な「首相公選」を演出する

 ざっとこんな感じだが、「プログラムはそこに書かれている通りで進められていますが、署名を集めた段階で飽くまでご本人に決断してもらおう」という勝手連的な活動だと言う。

 ここで面白いのは、2人はアメリカの大統領戦のような「首相公選」には反対の 立場だ。 イギリスのような「総選挙=首相選び」という形での「首相公選」の道を探る。 理由の一つとして、「それならば、憲法改正が先でしょう」ということになるからだ。
(ちなみに、憲法改正には議会での賛成2/3以上に、国民投票で賛成2/3以上が必要で、改正に必要な法律も整備されていない)

後半へ続く・・・

 市議の選挙期間中の活動資金は300万必要。軽自動車で活動。名前を広げる努力としては、登り旗を作った。演説は最初は「空に向かって叫んでいるようでした」と苦労した様子。

 演説内容は、北朝鮮拉致問題など国政レベルの話もしていたと語る。勝った秘訣は?の問いには、
「ハッキリと口に出して訴えた」。 「国民の生命と財産と守るのが政治家の使命ですが、これを全くやってないのは政治家としての資格がない」例の「横田めぐみさん」のことを街頭で話していた時は涙して黙ってしまうこともあったという。「横田さんご家族初め、拉致された家族の人たちがアメリカに渡り、陳情を述べますが、情けないことです」「地方議員と言えども、国政レベルのことも考えています」

 今問題になっている教科書問題では、「ハルピンの駅前で、「射殺」される前の伊藤
博文とあるが、「暗殺」が普通で、これが象徴的だと思います」「「影」の部分はあるのですが、政治の部分は子供たちにはなるべく「光」の部分を教えるのが政治じゃないかなと思います」

「教育で多感な子供たちに「従軍慰安婦」「南京大虐殺」などを教える必要があるのかが疑問です。それは歴史研究で行えば良いことでは」
 
 抱負「今司馬遼太郎氏の「世に棲む日々」を読んでいますが、今回の維新は福岡からという気持ちを抱いています」

「福岡藩は幕末では乗り遅れましたが、今回は石原さんを中心に福岡から日本を変えたいと考えたいと思っています」

 視点:「中央に強いリーダーか」それとも、「地方分権をして「住民投票型」か」
    という2つの動きがあります。 さて、皆さんはこの動きをどう見ますか?
私は、中央から日本を変えるより、地方からという考えですが・・・。 

 なっとく選挙塾! 「ON-line世論調査」

 1569件の内、男性が約85%、年齢20代~40代80%、それに無党派というネット人口を
反映している。

 森内閣支持率 2.2% 自民党支持者でも11.5%と低い

 支持政党も無党派層が多いため 46.1%が支持政党を持たない
 前回まで民主に次ぐ自民の順が自由党に2位の座を奪われるが、民主票は伸びない

 政権を取って欲しくない政党 自民が30%を上回り、前回より5%アップ
 しかも、参院選ではどの党に投票するか?の質問に自民党との答えは
 4.8%で最低、ただし未定も27.4%もあり、全体の約3割は決めかねている

 次期総理は? 1. 管直人 2. 小沢一郎 3. 石原慎太郎 の3つどもえ

 ここに来て、石原さん、小沢さんは「強いリーダーシップ」を望む世論の表れ

 約90%以上の回答者が「今度の参院選には行く」と答えたことにより、Election
 サイトの世論調査は「無党派層の選挙動向が分かる」ことを示している

 神吉のポイント: 

 今回の国会を見ていても、各政党が「この国をこんな形にしたい」というメッセージが伝わらない。参院選では党を越え、その点を強く訴えた候補者が当選することでしょう。国会議員を選ぶのです
から、有権者も地元の話ではなく候補者に是非国政を話すことを望もう。

最後に: ゲストのいかるが大野城市市議と清田さん支持している「石原さんを総
     理に」には賛否両論があることでしょう。私としては、もう少し都知事
     としての石原さんの政治手腕を見たいと思っています。
     ただ、お2人の「この国を変えたい」という気持ちには心打たれるものが
     あります。しかしながら、石原新党が出来たとして、自民党が「石原内
     閣」を取引材料にして、連立するということにはならないように、そう
     いうシナリオだけは避けたいですね。