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A man who doesn't spend time with his family can never be a real man.

相当に時間が経過してしまい、何の面白みもなくなってしまう事・・・



よくあります。




そう、まさにこのブログが  ソレ  でしょう。



前回の更新から、早3週間。例え読者が少ないとは言え、前回「次回をお楽しみ」的スティーロで幕を閉じておきながらの更改ペースの遅さは目を見張るどころか、
呆れてしまいますな。


と、自虐はこのへんにしておき、前回「映画を観るよ!」と高らかに宣言した後の感想を主として
話を進めさせて頂きたいと思います・・・、  すいません。



先ず、
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「写真は、Enron本社があったEnron Complex」


『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』 (Enron: The Smartest Guys in the Room)




ですが、概要としてはEnronという巨大企業が如何にして強大化し如何にして破滅への道をたどっていったのかをドキュメンタリー調に当時のニュース、会見、証人喚問招致(アメリカでもこう言うのかは知りません)、などの動画を用いて構成されております。

このEnron事件をきっかけとして、最終的にSOX法が企業の会計監査制度の充実と企業の内部統制強化を目的として成立制定されたことは、有名なお話です。



そういった背景については、劇中をよくご覧になられれば大よそ理解できると思われます。




そんなことよりも、前回のブログで私が申しておりました前職の社長(元社長)の発言が、enronのキャッチとそっくりで
「この会社、やべー」
と入社3年目にして思わせた発言について書きたいと思います。


そのキャッチは、丁度、Enronがジェフ・スキリングをCEOに向い入れ、ガスエネルギーのデリバティブ取引を始め波に乗り始めたときに、ADSLをベースとしたISP事業における使用されていない帯域幅のデリバティブ取引を開始するという最中、うたれ始めたCM中に謳われております。


これはEnron社自身のキャッチであるのですが、



"ask why?"
"常に疑うのだ"



であります。



これは、後にCEOジェフ・スキリングが投資家向け公開質疑中に、電話での質問「なぜ賃貸借対照表を公開しないのか」の質問に対し、
「Asshole!(ばかやろう!)」と返事したことと掛けられて、劇中では



"Ask why,Asshole."
"疑え、ば~か"



とネタにされるキーワードです。
なんと


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も発見!!



このキーワード"Ask Why?"をしきりに社員に対して発していたのが、前職の前経営者だったのです。


この言葉の意味する、既存のビジネスモデルやルーティンでの活動に対し疑念を持ち、新たな発想を持つこと自体は企業人以外においても非常に全うな言葉であり意見であると思います。



しかしながら、Enron社がそうであったように自らの本質には、何の疑いも持たず続々と新規事業を発案し
  
  ドツボ  

にはまっていくことが滑稽で当時のその会社の状況とおんなじだと思ったのでした・・・。




要は、ありきたりの言葉で申し訳ないですが、事業はもしくは事業主は事業の成功が利益創出のみの一点突破となることが非常に危険な思想で、事業とはまずprinciple(理念)ありきであることを如実に物語っていると思われます。





悲しいかな、CEOジェフ・スキリングのご子息もまた父親の影響か否か、自らの人生の進むべき道を踏み外し、処方薬のオーバードーズで亡くなってしまったようです・・・。


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すぐに儲ける、すぐに結果が出る、それはそれで素晴らしいことかもしれません。
しかし、事業は経済活動であり、経済活動は少なからず社会活動の側面を持つことは議論として終結しております。

でも、人は忘れるのか、迷走するのか欲の前にあまりに無力で御座いますというお話でした・・・。




ち~ん。