まどかマギカはじめました。
まどマギまどマギ!という言葉はよく聞いてましたし、僕の大好きなラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」ですごい特集されてたりおぎやはぎさんもすごく熱く語ってたり、こないだのタマフルでも映画版がさいの目に入ってたり、TwitterのTLでも賛否両論含め祭りが起こってるし、やっぱこれ俺観なきゃだめなのかな~ということでとうとうTSUTAYAでDVDを借りてきたのです。そして今日全12話一気に見たよ!
ただ僕恥ずかしながらそもそも『アニメ』というものをほぼ見てきていないのです。実はエヴァですらちゃんと見ていないのですよ~w なので、ほぼアニメ初体験って言ってもいいと思います。(エヴァもちゃんとみなきゃなぁと思ってますが。。次の映画版までに頑張って祭りにのりたいな~。)
ぱっと見のビジュアルが正直、入りづらいというのはあったんですが、今までほぼアニメを見てこなかった故か、画面の充実感というか豊かさがすごいなぁとそこにまずびっくりしました。バトルシーンとか画調が変わってアーティーな感じになったり、ビジュアルイメージにまず引き込まれるものというか、「うわっ。なんだこれ見たことねぇ!」と。
で、1話・2話くらいまでは、「ほうほう、あんま見たことないけどまぁなんだかありがちな感じかな~」と、まぁそれでも楽しく見ていたんですが。3話に来まして。巴マミちゃんっていうパイセンが喰われちゃうんすよね~。想像してたよりもエグ目に。しかもそれをまざまざとまどかが見せられるという。ここから正直想像してたよりも何倍も重いお話でした。まどかが魔法少女になるかならないかという「選択」の物語になっていくんですね。
魔法少女という題名にもかかわらず、魔法少女に最終話までならないなんて!その作りにまずびっくりしました。そこまでまどかを追い込む追い込むwすげぇヘビーじゃん。しかも中学生くらいの女の子だよ?そして9話・10話くらいにまたもどんでん返しというか、まどかの選択の物語であり、ほむらとの物語でもあったのか~ヽ(`Д´)ノと。なんとよく練られた脚本なのかとこの9話・10話は鳥肌立ちましたw
んで、最終2話のとうとうまどかが選択するというその瞬間のカタルシスたるやヽ(;▽;)ノという感じでした。荻先生風に言うならば「やるかやらないかで、やるほうを選んだ少女の物語」だったのか~ヽ(;▽;)ノ 壮大な「引き受け論」だったんですね~。
まどかというキャラクターの造形もすごく良かったと思います。すごくリアルというか現代の日本にふさわしいキャラクターなのではないでしょうか。なにかひとつ望むものを得るかわりに魔法少女になるという契約なんですが、そこでなにがほしいのか、自分はなにを望んでいるのか出てこない感じがすごくわかるなぁ~と。劇中にもでてきますね平和ボケよ!って。それ俺らのことじゃんってすげぇリアルだなと思いした。調べてみると震災と放送時期が重なって、一時放送休止していたそうな。実際に避難所とか出てきてたし、そのへんもね。
好きなキャラクター誰?と聞かれたら僕はさやかちゃんを選びます!このキャラクターの哀しさというかやるせなさ。クロニクルのアンドリューみたいで(´・ω・`) こういう哀しきヒロインが好きみたいです。あの男もさ~ヽ(`Д´)ノもぉぉぉおおおおヽ(`Д´)ノと言いたくなる。。戦闘時のビジュアルも好きだな~。
というわけでの映画版今やってますが。どうなんのかね。とりあえず去年の映画版の前編と後編を観てから劇場に脚を運びたいと思います。パラレルワールドという設定がある分。広げようと思えばいくらでも広がりそうですね~。まどかマギカ自体が魔法少女ものなるものに対するある種の批評性というかメタ視点で作られたものなので、王道に揺り戻すのか、新たな境地にいくのか、どうなんのよ!楽しみです。
とにかく、想像してた魔法少女ものなるもののある種カウンター的な、魔法少女になるのかならないのかという選択の物語、引き受け論のお話。そして最終回、「概念になる」という新鮮なラストも、そしてそのあとのほむらも。要するによくできてるヽ(;▽;)ノ もう一周くらいしたいと思います。かなりおもしろかったです。
おわり。
いちばん連想した作品。アイドルという立場を引き受けた女たちもの。
- DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきなが.../東宝
- ¥6,090
- Amazon.co.jp
正直買っちゃってもおかしくない勢いです。。笑- 魔法少女まどか☆マギカ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)/アニプレックス
- ¥26,250
- Amazon.co.jp
- 魔法少女まどか☆マギカ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)/アニプレックス