こんばんは。


昨日はクリニック受診日でした。


前回の判定日から

もう体がリセットしたがっていたようで

ほんのちょっとずつ出血と茶オリが出ていました。


それなのに昨日の受診日まで

デュファストンを飲み続けなければならず

ちょっと虚しい気持ちではありました。

決定的なのは昨日の朝方に結構な出血があって

これぞ「リセット」という感じでした。


さすがに覚悟しましたね。


もう分かってはいるけど

クリニックに再度、採血判定に行かなければならなくて

複雑な心境でした。



クリニックに着いても何の緊張感もなく

待っている間にウトウトしてしまった位・・・・


呼ばれて診察室に入って先生の顔を見て納得。

「もうわかりましたよ・・・・」って言いたかった位。


先生は残念そうな表情で

「数値ね・・・・消えてる。

惜しかったねぇ。惜しかった。」って。



先生も着床したことをきちんと評価してくれ

そして

あんな微量な数値だったにもかかわらず

一応の期待はしてくれてたんだなぁって。


毎日沢山の患者さんを抱え超ハードスケジュールをこなし

淡々と業務をこなしているようにみえても

その時の一瞬の感情表現をしてくれる・・・・

どんなに嬉しいことか。

そういうところに先生の誠意を感じます。



今回は冷静に受け止めました。

いわゆる化学流産っていうことなんだなって。



もう泣くこともありませんでした。

前回の判定日から5日間

徐々に気持ちの整理がついたようでした。



そして

子宮外妊娠からは免れることができた安心感。

移植後の大量の薬漬けからようやく開放される。

頭痛や腹痛などの体の変調から脱することができる安堵感。

妊娠していなことがわかった今は

このことだけが救いです。



不妊治療していると

些細なことで気持ちが敏感になる一方で

こうして回数を重ね色んなことを経験し

強くなる・・・というか

適応していくのでしょうか・・・・。



次周期は続けて移植ができないのでタイミング療法。

次々周期は先生が夏休みでクリニックがお休みで自己タイミング。



先のことを考えると不安は尽きないし

試練がいっぱいいっぱい待っていそう。

でも

今の現状をきちんと受け止め

できる範囲の中で頑張るしかないんだと思ってます。


我が子を抱ける日まで・・・・・・。






















皆様、随分のご無沙汰をしています。


前回の記事からもう3ヶ月も経ってしまいました。

その間、ご心配していただいたりペタをいただいたり

ありがとうございます。


ベビ待ちに関して、どんなに辛くても落ち込んでも

前を向いて諦めない気持ちで進んできたつもりですが

どうしても気持ちが上がらず

ブログから遠ざかってしまいました。


でもその間も治療は頑張って続けていました。

あれからタイミング療法を1回

移植を2回トライしました。


今日が移植2回目の判定日でした。


今回は刺激周期で

4個採卵、3個受精、2個胚移植できました。

タマゴのグレードは今までに比べたら良い方でした。


移植後、今までになく高体温をキープし

お腹の痛みも少しあり、今までのパターンと様子が違い

勝手に淡い期待をして判定に望んだのです。


ワタシのクリニックでは妊娠判定は採血です。

今日は1時間ほど待ちました。


呼ばれて診察室に入ると

先生はう~んって顔をしました。

その瞬間、良くない結果なんだと察しました。


「妊娠反応は出たんだけど、1、48なんだよね。

通常は100位あるんだけどね。

この先グ~ンと上がればいいけど

その前に出血してしまうかもしれない。

そうだったら初期の流産ということ。

子宮外妊娠の可能性もあるかもしれないので

来週診察を」


そんな内容でした。

一気に血の気が引く感じがしました。


通常100あるはずの値が1、48。

もう比べるに値しない・・・・

言葉がでませんでした。

どう考えたって正常妊娠している値ではないです。


先生の言い方が苦しそうで

厳しい状況であることを物語っていました。

期待はさせまいと淡々と結果を説明してくれ

でもその奥で残念そうな表情が垣間見れ

それがまた切なかったのです。


その後

いつものようにカウンセラーを訪ねました。

待っている間、幾度となく涙がジワリと浮かんできました。

頑張って平静を装っていたのですが

部屋に入りカウンセラーの顔を見た途端に涙が溢れ出しました。



でもカウンセラーは外来カルテを見て開口一番

「かすったじゃん。」と。


「残念だったね」・・・とかではなく

着床した事実を評価してくれたのです。

「着床できるんだということがわかった。

これは大きいこと。光が見えてるということ。」と。


今、たった今のこの切ない感情、悲しい現実を

どう処理したらいいのか。

どこにもっていったらいいのか。

あと何回?何をどう頑張ればいいのか?

また振り出しに戻された気持ちになって

頭の中がゴチャゴチャしていました。


「かすったじゃん」か・・・って最初は思ったけど

ちゃんとワタシの気持ちを聞いてくれ受け止めてくれて

最終的には

自分で前を向いて頑張っていくように導いてくれました。



結局自分が頑張るしかないんです。

諦められないし

欲しいんですもの。


今でも気持ちがスッキリ切り替わっているわけではありません。

でも

悲しんでいても泣いていても不安を抱えていても

時間は流れていくし

状況は変わらないということ。


少しずつ気持ちを整理していきたいと思っています。


また自分と気持ちが向き合えるようになったら

ブログを書きにきます。



最後まで読んでいただいてありがとうございました。





















この度の東北地方太平洋沖地震により

多くの方の尊い命が失われたことに

深い哀悼の意を捧げます。


同時に被災された皆様に

心よりお見舞い申し上げます。



私の地域は、幸い震度4程度のものが

何回かおきただけで被害は殆どありませんでした。

しかし県内の一部では多数の家が倒壊し家財が散乱し

多くの皆様が非難所生活を余儀なくされています。


震災から1週間。

東北でも真冬並みの寒さが続く中

暖房もなく

救援物資の不足により毛布が行き渡らなかったり

3食バナナだけという避難所も。

厳しい生活は体力も気力も奪っていることでしょう。

本当に本当に心が痛みます。




しばらくブログを見ていなかったのですが

皆さん、自分のできることを

一生懸命考え実行されていらっしゃって

勇気をもらいました。


私にもできること。


募金。

救援物資の提供。

できる限りの節電。

そして

献血・・・・と思い血液センターに行ったのですが

排卵誘発剤を1ヶ月以内に内服している人は

できないとのことで、断念しました。

成分献血は常に不足しがちなので

せめて役に立ちたい・・・・

そう思ったのに残念でした。


私に

できることは少ないけれど

一人でも多くの方の命が救われるよう

震災に遭われた皆さまが元の生活を取り戻せるよう

一日も早い復旧復興を

毎日毎日祈り続けます。






こんな状況の中

ベビ待ちの記事を書くのは心苦しいのですが・・・・


移植に関して

皆さんからいっぱい応援と元気をもらったから。

報告はきちんとします。



本日は判定日でした。



結果は陰性でした。



1回目の移植に挑戦した時と同様に

移植後1週間で体温は下がり

ここ3日で更に下がる・・・・という

全く同じパターンを辿りました。


体はリセットしたがっているのに

薬を飲んでるからリセットできない。

そんな状況なんだと

前回より冷静な自分がいました。



だから心の準備はしていました。

覚悟を決めてました。

次回の予定だって頭の隅に入れてました。

「99%ないよ」と自分に言い聞かせてました。

採血を待つ30分が長く感じられました。


診察室に呼ばれて

今回も先生の顔を見てすぐに察しました。


「今回も(陽性)出てなかった。

 申し訳ない・・・。」


先生が悪いわけではないのに

そう言ってくれた先生。


心から残念そうな表情の先生。


私こそ

先生の期待に応えられなくてごめんなさい。


十分予測していた陰性。

覚悟していた陰性。

なのに

言われた瞬間目の前が一瞬でぼやけてしまいました。



必死で涙が流れるのをこらえ

診察室を出ました。


すぐにでも帰りたい。

家に帰りたい。

そう思ったけど

この涙を、感情を、カウンセラーに受け止めてもらってからにしよう。


相談室へ寄ってきました。

カウンセラーが優しく

「ここで泣いていきな」

と優しく言ってくれました。



今、世の中では大震災に見舞われていて

生きているだけで、普段と変わらない日常が送れるだけで

幸せだって思っていた。

そう思わなくてはいけない。

赤ちゃんが欲しいことなんて今回の惨事に比べたら

幸せな悩みにすら思うのに。

そう思っていた。

でも実際、ダメだったと言われると、涙が出てきて切ない。

何でだめなんだろう・・・って自分のことばっかり考えてしまう。

結局自分のことばかり・・・・


今回もやるべきことはやった。

でもダメだった。

何がいけないのか?

どうしたらいいのか?



泣きながら話す私の横で

うんうんと聞いてくれたカウンセラー。


そして

「やるべきことはやってきたんだよね。

だったら・・・・

やることは

ここに来る事。


ここに来る為に、お金も貯めて、時間調整して

気持ちをコントロールして。」

と。


うん。

その通りでした。


泣いて話しているうちに

結局は

自分が後悔しないために

諦めないで前を向いて頑張るしかないんだと

自分を言い聞かせてました。


カウンセラーはいつも

「涙は相談室に置いていきな。」

「ここで思いっきり泣いていきな。」

そう言ってくれます。


目は腫れて涙目だったけど

相談室を出るときは涙は止まっていました。


あのまま帰っていたら

高速を走りながら泣いていただろうなぁ。

涙を相談室に置いていったお陰で

涙は浮かんだけど流さないで済みました。

私の気持ちをいつも受け止めてくれるカウンセラーに

本当に感謝しています。


今は少し落ち着いています。


旦那サマはこれから帰ってきますが

クリニックに行く前に

「一緒に行けなくてごめんね」

と。

ダメだったメールをすると

「元気だして」

と。


常に優しく見守ってくれる旦那サマにも感謝して

また頑張っていけるよう

心を立て直したいと思います。



応援してくださった皆さま

本当にありがとうございました。