宗門を邪教、既成教団を他宗と呼び名を換え、ローマ教皇に擦り寄りを行う、変節至極の創価学会。
コロコロ言動を換えるこの創価学会は、2011年11月28日付、聖教新聞に“大発展の学会 衰亡の日顕宗 「正邪」は完全に決着”との大見出を、会長を始めとした四者幹部による座談会記事を掲載した。
筆者は「衰亡の日顕宗」とは何のことか?と読み進めたところ、それに関する発言は以下の通りだった。
原田 もはや邪義まみれの日顕宗に、日蓮大聖人からの「信心の血脈」は一切、流れていない。富士の清流ではなく濁流と化してしまった。結局、信徒も全盛期の2%に激減。文証も理証でも現証の上からも、世界広布を推進する学会こそ大聖人直結の団体なのです。正邪は完全に決着しています。 (中略)正木 学会は御書根本に「行学の二道」(同1361ページ)に励んできたから、世界広布を進めてくることができました。日蓮大聖人の仰せ通りに実践してきたことが、学会の大発展と邪宗門の衰退を分けたのです。
数の上から「2%に激減」「衰退」などというのは一時的には20年、あるいは15年も前のである。これが大ウソであることは、宗門に復帰した元学会が実感するところである。
この1年半前の座談会後も、学会は聖教誌上において「宗門は凋落」と会員に刷り込みしてきたが、とうとうこれが捏造であることが、隠しきれないと自覚してか、半年前からこの言葉が聖教から消えた。
それに変わる中傷として「ノルマ地獄、誓願達成に苦しむ末寺」などのように、宗門が興隆していることを前提とした言い方に換え 、達成するしないをおせっかいにも揶揄するようになった。
誓願が達成できるかどうかなどは、余計なお世話というほかない。活動家が激減、創大出身者から脱会者が次々現れていることを心配したらどうか。
ついでに、学会による宗門破壊工作が思うように進まないことを裏付ける内部資料があるので、紹介しておきましょう。 本年、3月に教宣部へ配布された「2013年『教宣部』の活動lこついて」という資料にこうある。
(2)昨年、東京23区で「支部1以上」の脱講を達成したのは、11区ありました。
(5)下半期には総力を挙げで戦い、「支部1以上」の脱講を達成する。
このように、学会は総力を挙げて脱講活動を行っても達成率50%にも満たないことを暴露している。