君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?の著者、田村耕太郎氏の新刊、
これが、この本の内容を凝縮しているとも言えるフレーズである。


この本の副題として「日本人が世界で生き残るためのたった1つの方法」とあるが、あえてここは「1つ」ではなく「7つ」の方法を紹介したい。
日本人は「最悪を想定する」ことを極端に嫌う。隣に最悪を想定する者がいれば「そんなのとんでもない。縁起でもないことを言うな。」と現実に見向きもしない。もっと現実を見るべきである。
最悪の事態を想定することと、悲観主義は違う。最悪の想定をしているからこそ、準備をし、最善の行動を取ることが必要なのである。
これからの時代は1度や2度勝てば生き残れる時代ではない。勝ち抜いていくためには考える力が必要である。そして考えるべきことは、「自分の差別化」である。
(自分の差別化)①どこで勝負するか。(国、地域、業界)
②自分の強さとは何か。(競争相手に勝てる点)
③持続的に勝てるか。(常に勝てるためのシステム化)
自分の意思決定について、反論、問題提起をしてくれる別の人格のこと。
自分がなにか意思決定をした際に、その決定が客観的にみて正しいものなのかを証明する役割を果たす。
(例)留学するか悩んでいる
命題…留学するべきか
結論…留学する
理由…①自分の成長のため
②英語力の向上
③就職に有利
反論…①本当に成長できるのか。
②日本での上達は見込めないのか。
③本当に有利に働くのか。
説得…①多様性のなかで自分を見つめなおすいいきっかけになる。
②生きた英語に継続的に触れる経験は日本では無理である。
③日本企業のグローバル化が進んでおり、英語力は必須能力となっていく。
こうして客観的に自分を見つめなおす機会を多く持つことで、納得し、自信を持って決断できるようになるだろう。
「ブレる」と聞けば多くの人は悪いイメージを抱くだろう。
変化を嫌い既定路線にしがみつくことは日本人の悪しき習慣である。保守的な日本人ということである。確かにこれまでの伝統を守り抜いていくことは大切かもしれない。しかし、自分にとっては一度きりの人生である。だから自分が納得できる形で、それが今のベストだと信じて「ブレる」ことも必要なのではないか。もちろんその際に自分の土台がブレてしまっては何の意味もない。それを念頭に置いて、その時代や環境に応じてブレてしまってもいいのである。
現代の変化の激しい世界では、一瞬の判断の迷いが命取りとなりうる。そのため瞬時に判断をしなければならない。しかし、何でもかんでもすぐに決められるわけではないと思うかもしれない。
そこで、直感を鍛えていかねばならないのである。もちろん直感で判断することは怖い。失敗をするのではと思うこともあるだろう。それならば、直感の精度を上げればいい。直感の精度を上げるには、多くのことに挑戦して経験を増やすことだ。「失敗は成功の母だ」とはよく言うが、まさにそのとおり、失敗を重ねて成功につなげればいい。「迷ったらやれ」である。
どれだけ壮大で、素晴らしいプランを持っていてもそれを自分一人で実行に移し、そして実現するのは難しい。
そこで必要となるのが「巻き込み力」である。
巻き込み力とは、その名の通り他人を巻き込む力である。他人を巻き込むためにはまず、自分のビジョンと、巻き込む対象の人たちにとって何が共通の利益(相手にとってのメリット)となるのかを明確にすべきである。
そしてそれをプレゼンする力をつけていかねばならない。
社会奉仕活動はお金と、リーダーシップについて学ぶ絶好の機会である。
(お金)
いくら社会奉仕といえども、お金がなければ活動もできない。自分の足元がグラついていては社会奉仕もできない。
そのため利益を出して、それを元手に奉仕できる方法を模索していく必要がある。
社会奉仕で利益を出すのは矛盾していると考えるかもしれない。しかし、やはり資金がなければ奉仕できることも限られてくる。浮いた資金でより充実した奉仕活動をしていくのが社会奉仕の正しい形ではなかろうか。
(リーダーシップ)
どうやってより多くの人に共感を持ってもらい巻き込んでいくか。これを考えるのがリーダーシップを学ぶきっかけとなる。
【社会奉仕活動のために考えておくこと】
①どんなビジョンを作るのか
②そのビジョンを達成する活動をどうデザインするか
③それをどう実施するか
④上記のビジョンやデザインをどう説明していくか
【 まとめ】
以上、「世界を迎え撃つ」ための7つの方法をまとめてみたが結局筆者が言いたいのはこのようなことではないか。
「これからの時代を生き抜いていくためにはこのままではいけない。日本の若者たちよ、来たる時代に向けて十分な準備をして世界に羽ばたいていきなさい。そして、日本社会をより良くしていこう。」
この本は日本の若者に対して「日本を良くしていこうぜ!」というメッセージを書いたものだと感じた。僕自身も一日本人の若者として、これからの時代をどうやって生き抜いていこうか考えさせられた。ただ、あまり具体的な方法についてはそれほど書かれていないので、この本を読んで自分に必要な能力を見極め、次にその能力を身につけるための本を別で読む必要があると思う。
将来に不安を感じ、これからどうやって生きていこうか考えている人には特にオススメの本です!

君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?
Plan for the worst, hope for the best.
これが、この本の内容を凝縮しているとも言えるフレーズである。
この本の副題として「日本人が世界で生き残るためのたった1つの方法」とあるが、あえてここは「1つ」ではなく「7つ」の方法を紹介したい。
①最悪の事態を想定する。そうならないようにしっかり準備する。あらゆる準備をしたら、そこからは最善を願いながら行動する。
日本人は「最悪を想定する」ことを極端に嫌う。隣に最悪を想定する者がいれば「そんなのとんでもない。縁起でもないことを言うな。」と現実に見向きもしない。もっと現実を見るべきである。
最悪の事態を想定することと、悲観主義は違う。最悪の想定をしているからこそ、準備をし、最善の行動を取ることが必要なのである。
②考えぬく力を身につける。
これからの時代は1度や2度勝てば生き残れる時代ではない。勝ち抜いていくためには考える力が必要である。そして考えるべきことは、「自分の差別化」である。
(自分の差別化)①どこで勝負するか。(国、地域、業界)
②自分の強さとは何か。(競争相手に勝てる点)
③持続的に勝てるか。(常に勝てるためのシステム化)
③悪魔の代理人(デビルス・アドヴォケイト)をもつ。
自分の意思決定について、反論、問題提起をしてくれる別の人格のこと。
自分がなにか意思決定をした際に、その決定が客観的にみて正しいものなのかを証明する役割を果たす。
(例)留学するか悩んでいる
命題…留学するべきか
結論…留学する
理由…①自分の成長のため
②英語力の向上
③就職に有利
反論…①本当に成長できるのか。
②日本での上達は見込めないのか。
③本当に有利に働くのか。
説得…①多様性のなかで自分を見つめなおすいいきっかけになる。
②生きた英語に継続的に触れる経験は日本では無理である。
③日本企業のグローバル化が進んでおり、英語力は必須能力となっていく。
こうして客観的に自分を見つめなおす機会を多く持つことで、納得し、自信を持って決断できるようになるだろう。
④どんどんブレろ。土台さえブレなければ、それを実行するための方法や手段はいくらぶれても構わない。
「ブレる」と聞けば多くの人は悪いイメージを抱くだろう。
変化を嫌い既定路線にしがみつくことは日本人の悪しき習慣である。保守的な日本人ということである。確かにこれまでの伝統を守り抜いていくことは大切かもしれない。しかし、自分にとっては一度きりの人生である。だから自分が納得できる形で、それが今のベストだと信じて「ブレる」ことも必要なのではないか。もちろんその際に自分の土台がブレてしまっては何の意味もない。それを念頭に置いて、その時代や環境に応じてブレてしまってもいいのである。
⑤直感を鍛えよ。直感とは蓄積した経験の中から判断材料を引き出し、それを瞬時に使って結論を出す方法である。
現代の変化の激しい世界では、一瞬の判断の迷いが命取りとなりうる。そのため瞬時に判断をしなければならない。しかし、何でもかんでもすぐに決められるわけではないと思うかもしれない。
そこで、直感を鍛えていかねばならないのである。もちろん直感で判断することは怖い。失敗をするのではと思うこともあるだろう。それならば、直感の精度を上げればいい。直感の精度を上げるには、多くのことに挑戦して経験を増やすことだ。「失敗は成功の母だ」とはよく言うが、まさにそのとおり、失敗を重ねて成功につなげればいい。「迷ったらやれ」である。
⑥巻き込み力を身につけよ。
どれだけ壮大で、素晴らしいプランを持っていてもそれを自分一人で実行に移し、そして実現するのは難しい。
そこで必要となるのが「巻き込み力」である。
巻き込み力とは、その名の通り他人を巻き込む力である。他人を巻き込むためにはまず、自分のビジョンと、巻き込む対象の人たちにとって何が共通の利益(相手にとってのメリット)となるのかを明確にすべきである。
そしてそれをプレゼンする力をつけていかねばならない。
⑦社会奉仕で現場経験を積め。
社会奉仕活動はお金と、リーダーシップについて学ぶ絶好の機会である。
(お金)
いくら社会奉仕といえども、お金がなければ活動もできない。自分の足元がグラついていては社会奉仕もできない。
そのため利益を出して、それを元手に奉仕できる方法を模索していく必要がある。
社会奉仕で利益を出すのは矛盾していると考えるかもしれない。しかし、やはり資金がなければ奉仕できることも限られてくる。浮いた資金でより充実した奉仕活動をしていくのが社会奉仕の正しい形ではなかろうか。
(リーダーシップ)
どうやってより多くの人に共感を持ってもらい巻き込んでいくか。これを考えるのがリーダーシップを学ぶきっかけとなる。
【社会奉仕活動のために考えておくこと】
①どんなビジョンを作るのか
②そのビジョンを達成する活動をどうデザインするか
③それをどう実施するか
④上記のビジョンやデザインをどう説明していくか
【 まとめ】
以上、「世界を迎え撃つ」ための7つの方法をまとめてみたが結局筆者が言いたいのはこのようなことではないか。
「これからの時代を生き抜いていくためにはこのままではいけない。日本の若者たちよ、来たる時代に向けて十分な準備をして世界に羽ばたいていきなさい。そして、日本社会をより良くしていこう。」
この本は日本の若者に対して「日本を良くしていこうぜ!」というメッセージを書いたものだと感じた。僕自身も一日本人の若者として、これからの時代をどうやって生き抜いていこうか考えさせられた。ただ、あまり具体的な方法についてはそれほど書かれていないので、この本を読んで自分に必要な能力を見極め、次にその能力を身につけるための本を別で読む必要があると思う。
将来に不安を感じ、これからどうやって生きていこうか考えている人には特にオススメの本です!
| 君は、世界を迎え撃つ準備ができているか? | |
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