入国管理局、成田空港に自動化ゲート設置し、正式運用開始へ。
法務省は11月20日から施行する改正出入国管理法に伴い、
成田空港において自動化ゲートの運用を開始する。
これは成田空港を利用する日本人、外国人共に実施するもの。
利用を希望者は、利用前に日本人は指紋、外国人は指紋と顔写真による
個人識別情報を提供し、登録する必要がある。
登録は東京入国管理局、および成田空港の第1、第2旅客ターミナルの
東京入国管理局成田空港支局で受け付ける。
手続きは申請書、旅券を提出し、人差し指の指紋を提供する。
これにより、旅券に登録済みスタンプを受け、登録手続きが完了する。
利用にはゲート入り口前の旅券リーダー(写真:黒い円のある円柱)に旅券をかざし、
認識、確認された場合にゲートに入場ができる。この際、ゲート内で指紋を提供し、
登録者であることが確認されると、ゲートの出口が開き、出国、または入国できる。
なお、このゲートを利用した場合、スタンプを押さないため、出帰国の記録は旅券に残らない。
法務省は既に1月から、空港手続きの電子化に関する
実証実験「SPTトライアル2007」として準備を進めていた。
成田空港、両ターミナルで内際乗り継ぎ施設を整備、乗継時間短縮へ。
成田国際空港(NAA)は、2008年の初夏までの間に、
第1と第2の両ターミナルで「内際乗り継ぎ施設」を整備し、MCTの短縮を実現する。
この施設は、国内線で到着した旅客を対象に、国内線到着ロビーを出た後、
隣接して設置するハイジャック検査施設や出国検査などを通過し、
国際線出発ロビーを経由せずに出発ゲートに向かえるようにする。
供用開始は、第1ターミナルが2008年春、第2ターミナルが2008年初夏を予定している。
短縮する距離は、第1ターミナルでは、
例えば国際線56番ゲートに乗り継ぐ場合、720メートルから180メートルとなる。
また第2ターミナルでは、63番ゲートを例とすると、980メートルから150メートルまで短くなる。
NAAによるとMCTは、第1ターミナルの全日空(NH)の場合、100分から45分に、
第2ターミナルの日本航空(JL)の場合、100分から60分となる予定だ。
