梅の仁について
ほぼ毎年お世話になっている梅農家さんからカタログが届きました。気になった箇所がふたつ。まず、「農薬を使用していない栽培で三年以上熟成させた梅だから梅の仁も食べられます」梅の仁とは、種の中身です。種をかち割ると、ころっと出てきます。ところが、この仁は『青酸配糖体』を含んでいます。三年熟成させてない梅の仁でも食べたところで身体にほとんど害は無いのですが、そもそも梅の仁はわざわざ食べるものではありません。私の親(70代後半)によると、もったいないから全部食べる、という家庭が数十年前にはあったようですね。そして、この書き方だと、農薬を使用している栽培では三年経っても梅の仁が食べられないという意味に取ることが出来ます。根拠は?梅の仁なんて食べられなくてもどうでもいいんですけど…。次に気になったところです。「梅の床 梅の種入り(保存料の代わりに入れています)」梅の種は保存料になるのか?正確な年は忘れましたが、あじさいの葉が防腐剤代わりになるという説が流布したことがあります。根拠は、あじさいの葉に青酸配糖体が含まれているから。まもなく、あじさいの葉に青酸配糖体が含まれている説は無くなりました。もしかしたら、未だに『あじさいの葉は青酸配糖体を含有しているから防腐剤になる。したがって梅の種にも青酸配糖体が含まれているので防腐剤になるだろう』と考えているのかもしれません。クランベリーを入れるのなら話は分からなくもないけど…