【田丸氏強化月間】と掲げて
声優:田丸篤志さんの出演作を追っています。
続いては『刀剣乱舞-花丸-』と『続 刀剣乱舞-花丸-』です。
◆コスプレミュージカルじゃないのか
◆『-花丸-』は、ほのぼのしてるらしい
◆ゲームらしさと嬉しいサービス
◆それにしても刀剣男士は多かった!
【コスプレミュージカルじゃないのか】
『刀剣乱舞』名前は昔から知っていました。
そしてずっとコスプレミュージカルだと思ってました。
「武将のコスプレをした人が歌って踊って戦うんでしょ?」
というか、私の友人の非アニヲタ非ゲームヲタたちは
今もみんなそういう誤解をしていると思います。
ま、興味ない人の認識はこの程度ではないでしょうか。
名前は知ってるけど何も知らなかった『刀剣乱舞』。
この作品もやはり田丸さんを知ろうと思わなければ
興味を持つ事もアニメを観る事もなかったでしょう。
アニメを観る前に事前情報として知識を得たこと、
ゲームからのコンテンツで、2.5次元舞台化、
アニメ化、実写映画化と幅広く展開されている。
刀剣男士と呼ばれる彼らは刀を擬人化したものである。
アニメには「花丸」と「活撃」の二種類があり、
田丸さん演じる一期一振が出演しているのは花丸の方。
花丸はほのぼの系で戦闘シーンもあまりない。
【『-花丸-』は、ほのぼのしてるらしい】
そんなほのぼの系を早速観始めました。
『刀剣乱舞-花丸-』『続 刀剣乱舞-花丸-』各12話
あっという間に観終わりましたねぇ。
はい、ほのぼのしてました。面白かったです!
主題歌バックの映像では主役らしき二人が踊ってるし
バトルシーンもほぼなく料理や洗濯シーンが流れてた。
この時点でもう「ユルいなぁ~」と力が抜けました。
しかし多いな・・・この人ら一体何人居るんだ?
今回は『魔法科高校の劣等生』と同じ失敗をせぬよう
最初から公式サイトのキャスト表を開いて挑みました。
これなら刀剣男士が何人出てきても大丈夫!!
そういえば事前情報で同じ声優さんが何役も
演じているよーとも聞いていたのでそれも楽しみ!
『刀剣乱舞-花丸-』は本丸での日常生活を軸に
刀剣男士たちがたまに呼ばれて出陣するくらいで、
基本的に料理や洗濯や季節のイベントで構成され、
みんな仲良しで和気藹々とお気楽な物語でした。
時代劇の様でありながら時代は西暦2205年の未来。
刀剣男士たちが共同生活を送る「本丸」には
主(あるじ)と呼ばれる審神者(さにわ)が居て
審神者は実在する(又は過去に実在した)刀を収集し、
刀を擬人化する力を持っている(刀は付喪神的存在)
この擬人化された刀たちが「刀剣男士」なんですね。
※ゲームでは「審神者」がプレイヤーに当たるらしい
刀は過去の所有者(沖田総司など歴史上の人物)に
帯刀されたときの記憶を持ち合わせたまま人と成り
「歴史修正主義者」と呼ばれる歴史を変えようと
目論む者たちから正しい歴史と未来を守るため戦う。
「歴史修正主義者」が過去の時代に現れる度に
主から呼び出しが掛かり指名された数人の部隊編成で
庭のタイムマシーンによって過去にタイムリープして
池田屋や本能寺へ飛んでは敵と戦い歴史を守る。
この際、各刀剣男士には過去の戦闘の記憶や
元の主への強い想いなどもあり歴史を変えてまでも
元の主を守ろうと思ってしまったりもするし
過去の記憶が蘇り辛い思いをしたりもするのだけど
そういったシリアス面はさらっと流し観をして
とにかく気楽にほのぼの日常を楽しめばいい感じ。
【ゲームらしさと嬉しいサービス】
すごいなぁと思ったのは“ゲームらしさ”。
戦闘シーンも少ないとはいえ物語上大切な場面ですが
この見せ方がいかにも「ゲーム」なんですよね。
流れるような殺陣や迫力ある大技をアニメーションで
見せるのではなく派手な音楽と派手なポーズで表現。
もちろんアニメーション的な動きもあるのですが
結果的にはドーン!バーン!と画で魅せる。
キャラクターの力量などは背景の豪華さで判断!
こんなんもうビックリマンシールですわ。
キラキラは強いキャラ、七色で付加価値!的な。
そしてここで声優さんの決めゼリフが良いですね。
ダラダラ戦わなくてもドーンバーンキラキラーで
刀剣男士の持つ強さや美しさが十分伝わるし、
かっこいいセリフで刀剣男士にきゅーんとなる。
ゲームの良さを生かし上手く出来ているんですね!
敵である歴史修正主義者が操る「時間遡行軍」も
誰と特定できそうな人間的キャラクターではなく
亡霊の様な異形な姿で描かれモブであることが
徹底されているようで、これもゲームっぽい。
そしてファンにとって嬉しいサービス!
ナレーションやエンディング曲が毎週違う!
多くの刀剣男士が毎週活躍する訳ではないのですが
基本的に一話完結(むしろ半話完結)となっており
その回の中心キャラ達が歌うキャラクターソングが
週替わりでエンディングとなっていたようです。
これってアニメ化の時点でもうすでにその数の
キャラソンが用意されてたってことですよね。
さすが人気コンテンツは仕事量が違うな。
更に曲の背景ではその刀剣男士の元となる実在の刀が
様々な角度から鮮やかに描かれているんですね。
刀に興味が無くても「美しいなぁ」と見惚れます。
グラフィックにかなり力を入れていると思いますが、
それを曲と共に週替わりで差し替えるなんて、
このひと手間があるのと無いのとでは大違いですよ。
続編ではOP曲も同じ曲でありながらバージョン
(歌っている声優さん)が毎回違ったり、
主に向けてへの挨拶が挟まれたりと手が込んでいる。
ファンを大切にするサービスは良いものだ!
【それにしても刀剣男士は多かった!】
上にリンクを貼った公式サイトのキャラで62人!?
もうひとつのアニメ「活撃」のキャラ、
アニメにすらなっていないキャラも含めたら
一体総勢何名になるのだろう?(調べる気なし)
刀の生みの親である刀工による組み分け、
元の持ち主による組み分けなど色々あるようで
その刀が活躍した時代に合わせて衣装が違ったり
色やデザインの統一感で組み分けが分かるよう
工夫されているのでなんとなくは分かるけど
にわかの私には名前を覚えるのもまだ厳しい。
でも、サイトのキャスト表を片手に
新しい男士が出てくるたびどんな刀なんだろう?
CVは誰が担当しているのだろう?とクルクルする
(サイトがそうなってる)のは楽しかったです!
本当に同じ声優さんが複数キャラ担当してた!
当たり前だけど演じ分け凄いなぁ。面白いなぁ。
ホント、こんなに居ると選り取り見取りですねw
私にもお気に入りの刀剣男士見つかりました!
(ここでは書きませんけど)楽しかったです!
『刀剣乱舞 本丸博 2020』という催事の
オンライン博覧会がもうすぐ開催されるそうです。
配信期間
2021年6月16日(水) 18:00~7月31日(土)
なんか凄そうですねぇ~!ちょっと見てみたいかも。