【田丸氏強化月間】と掲げて
声優:田丸篤志さんの出演作を追っています。
記念すべき第一作目は『たまこまーけっと』。

 

◆なんとハートフル!!ピュア!心が洗われる!!

◆女の子たちってさ。。。

◆ぬるっと系

◆マカロニ

 

 


いつもお世話になっているNetflixさんでは
配信されていなかったためDVDをレンタルしました。

いつもの一気観が出来ず、
ちまちま観になってしまいましたが
今日はこの「作品」の感想を書いていきたいと思います。

(田丸氏については別途。)

『たまこまーけっと』は全然知らない作品でした。
京都アニメーションの制作のオリジナルアニメで
2013年の1月から全12話が放送されていたそうです。
当時アニメとは無縁の生活をしていた私は知る由もなく、、
なので今回敢えて情報ナシのところから観始めました。

まず感想としては、
すっごく良かったです!すっごく気に入りました!
多分何も知らずに深夜ふとこの作品を見かけていても
テレビ欄を調べて次週の予約をしていたでしょう。


【なんとハートフル!!ピュア!心が洗われる!!】

ほんわかほのぼのでぼーっと観ていられる。
こいうい作風を「日常系」というのでしょうか??
うさぎ山商店街で生まれ育った餅屋の娘「たまこ」と
家族や友達、商店街の方たちとのふれあいの1年間が
四季折々の行事やどこか懐かしく美しい風景を通して
とても瑞々しく細部まで丁寧に描かれています。

そんな中での「非日常」。たまこが出会った
喋るトリ:デラ・モチマッヅィ(デラちゃん)は
南国の王子の使いとしてお妃探しにやって来たそうで
たまこの家でちゃかりお世話になりながら
なぜか偉そうに餅を食い、丸々太り、暮らしています。

観始めの数話はこの関係性がピンと来ず
トリの目的も忘れそうになったり展開が読めないため
ストーリー自体はどこかぼんやりと観ていたのですが、
そんな私の心を最初に掴んだのは
さりげなく描かれている美しい木々や花々、
そして心に残る暮らしや賑やかな商店街の描写でした。

細部まで丁寧に作られている作品は
作り手側の愛情がこちらに伝わってくるようで
観ていて非常に気持ちが良いです。
それだけでいい作品なんだろうなって予感がします。


【女の子たちってさ。。。】

女の子が何人も出てくるアニメ・・・は、
キャピキャピした声に嫌悪を覚える事もあるのですが
この作品はほんわか系でみんな可愛らしかったです。
たまこ役の洲崎綾さんはじめメインキャラの方々は
アニメ初レギュラー作だったそうですが
そんな事を感じさせない自然な“女の子たち”でした。

未熟さは感じないけれど瑞々しさが溢れているため
思春期の女の子たちの細やかな感情の機微などが
よく表現されていたと思います。
優しくて可愛くてふわふわしてて繊細で、
女の子の友情っていいなぁ~と、幻想を抱きそうになる。
でも現実にあんなピュアな女子の友情は無いよw


【ぬるっと系】

キャラクターは見たことある感じだなと思ったら
『けいおん!』のスタッフで手掛けられているのですね。
『けいおん!』もちゃんと観たことはありませんが
ブームになっていたのでアニメに疎かった私でも
さすがに知っていましたし、ちょっとくらいは観ました。
当時の私でも抵抗なく、機会があれば纏めて観たいと
思った作品なので女の子の描写が上手なのでしょうね。

私の中で独自の系統がありまして、
この絵柄は“ぬるっと系”と呼んでいます。
手足の関節がぐにゃぐにゃしていて
ぬるっとした動きをする感じの絵柄なんですが
一時期こういう絵柄が凄く流行っていた印象があります。
最近では『つり球』という作品を観たとき
“あ、懐かしのぬるっと系だ!”と思いました。


これ、本当は何という名称なのでしょう?
流派とかあるのかな?

私の中ではずっと“ぬるっと系”。
あんま好きな絵柄ではないのですが
この作品のぬる感は特に嫌ではなかったですね。


【マカロニ】

Perfumeの『マカロニ』という曲のMVが好きなのですが
この作品のエンディングにマカロニ風味を感じました。
今、この瞬間、同じ空気を吸って、同じ時間を共有している
愛しい恋人や友人との大切な時間をすぐ隣からの目線で
切り取ったようなそんな印象のMVです。

たまこちゃんの揺れる髪やまっすぐな瞳、
女の子たちの仕草のどれもこれもが愛おしい。
ほんと、愛情たっぷりに作られてるなって実感しました。

エンディング良いですね~

曲調もほんのりエレクトロ調でPerfume風味を感じます。

そういう時代だったのかな?

 

 

★書ききれないので『たまこまーけっと』(2)に続きます!

  田丸さん個人の感想についてはまた別途書きます!