正直この作品の良さは全然分からない私です。
『ノイタミナ」』って枠は、アニメに興味なかった自分にも
何か特別な枠なのではないか?と思わせてくれました。
『月9』みたいな有力コンテンツを持ってくる枠?という感じ。
だからずっと繰り返し録画の設定をしていたので
毎クール2~3作はアニメを観るうちの中でこの枠の率は高かったと思います。
“ノイタミナ”ってなんだろなー?なんか意味あるんだろうなーと思いながらも
特に調べることもなく・・去年くらいにようやく「あ!」と気が付いた。
そういうことか、そんな特別って程の意味もなかったんだな。
『約束のネバーランド』の1期はリアルタイムで観ていました。
“愛情を受け伸び伸び育った施設の子供が鬼の食料として出荷される”
という出だしの設定はとても残酷でショッキングで、
『進撃の巨人』にも似た大衝撃を受けて
「面白そう!これは続けて観てみよう!」と期待した
・・・のですが
それだけだったな。
「施設の外がどうなってるか分からない」」「小さい子も居るけど一緒に逃げよう!」
「誰も置いて行かない」「大丈夫!鬼ごっこと一緒だよ!」
もうね、アホかと。バカかと。
ないわぁ~無理無理無理無理。
事情も分からぬ大勢の小さな子供がお手て繋いで鬼ごっこ。
その中には裏切りだの謎解きだの色々はあったけど
第1期は鬼ごっこのトレーニングを積んでみんなで施設から脱出して終わり。
なんそれ!!!!!
え?これどこが面白いの?????
ん??私に理解できなかっただけでこれが世間的には面白かったってこと?
だって、『約束のネバーランド』ってめちゃくちゃ盛り上がってる。
実写映画化もされて第2期が放送される!って話題になってる。
こっ・・・ここから面白くなるのかな?????
って2期を観てみたけれど
やっぱりダメでした。なんも面白くない。
外の世界に出て、新しい出会いがあったり新しい冒険も始まったけど
大体耳ちぎれてんのになんでお前ら平気で動けてんだよ
毒虫、肉食獣、飢え、怪我、伝染病、仲間割れ、行方不明、遭難・・・
ないのかよ。なんでそうみんな揃って元気に何日も過ごせてんだよ。
というか、もうあっという間に観る気無くなっちゃったんで
3話目からひゅ~っと早送りしながら適当に観流しておりました。
が、途中で『特別編』が挟まれたり、
ノーマンが生きてて再会できたりもあったので
「ぐぬぬ・・・仕方ないもうちょっと観てやるか」と気を取り直す。
でもやっぱつまんない。
待てよ?そもそも『約束のネバーランド』って話題になってるのか??
実写映画化・第2期って鳴り物入りで宣伝されてた割には話題を見ない。
『呪術廻戦』なんかは未だに放送後はすぐトレンド入りしてるけど
約ネバってなんか違くない?映画も流行ってる気がしないし・・・・・
腑に落ちた。
“みんなが面白いというものは面白いに決まってる”というモットーと
“流行りモノには乗っかりたい”精神と
“知りもしないで批判したくない”性格で今まで観てきたけど
もうこれ以上理解したり面白く感じたりすることはなさそうなので
この作品とはもうこの辺でお別れでいいかな。
お人好しで超ポジティブな主人公嫌いだったなー
一周回ってそこまで徹底してるならいいかとも思ったけど
やっぱり苦手だったなぁー
強いて言うなら「レイとノーマンどっちがタイプ?」的な楽しみもあったかもだけど
その萌えも一切なかったなー。それ以外のキャラは個性薄いし。
なんならママとかシスターが居た頃の方がキャラ的に面白かったよな。
食肉にするなら言語とか教えず栄養だけ与えて育てればいいのに効率悪いな
あ、だから知力や身体能力が優秀な肉ほど高級みたいな無理設定作ったのか
そんな英才教育をママ1人で?wどんだけ優れた施設なんだよ
そんでそこまで手塩にかけて育てて、おいくら万円で売れる訳?
よほど利益率が高くないと元手が全然取れないんじゃない??
そんで事情を知っても、今までの食肉にされた子のこととか思い出しても
この子たちはノイローゼとかにもならないんだな、みんな精神的に丈夫だな。
子供が鬼と戦えばいいってもんでもないんだけどなー・・てか、戦いもしないな。
鬼も魅力なかったなー。グロければいいってもんでもないけど
なんかもっとこう・・・ああいう奇怪なものってフォルムで楽しませてくれなくちゃ。
どういう層がどの辺を面白いと思ってここまでの人気になったのか。
結局分からないままだったけど
もう心の中でそっと閉じてこの作品とはお別れします。
さようなら『約束のネバーランド』