『翔くん心配してるだろうな』

隔離中のホテルの一室から呟いてみる

今年に入ってからすれ違いの生活
お互いがお互いに忙しくて
2人っきりでまともに会えたのも
ほんの僅かしかない
後は
嵐の皆で食事をした時くらい

『会いたいよ』
幸いにも無症状なだけあって
会いたさがつのる

部屋の片付けや食事やら
翔くん1人で心配ばかり
あ…でも
俺が居なくても食事は何とかなるか…
俺が居なくても……

いかんいかん
淋しくて窓の外を見る
ギラギラとした太陽が眩しくて
今  大河の撮影をしている方々に
申し訳なく思う
序盤で撮影が伸びてしまったから

夜には翔くんに会いたくて
翔くんの番組を必ず観る
画面に愛しい人が映る度に
心臓がギューッと締め付けられる
いつになれば会えるのだろう
少なくとも
大河の撮影中は自由が効かない

翔くんを思っていたら
もう体がどうしようもなくなってきて
気付いたら名前を呼びながらしていた
いつもは抱きしめてもらえるけど
今はそれが出来ないから……

ホテルに移動する前にバックに詰め込んだ
翔くんから貰ったブランケット
最近はこれを抱きしめて寝る事が多くなった
今夜も翔くんを観ながら
ブランケットをだきしめながら
泣きながら眠りにつこう

翔くんは俺と会えなくて
淋しいって思ってくれてるのかな……
LINEで強がり書くんじゃなかったかな…