翔くんが何処にも見当たらない

『翔くん?翔くん、何処?』

呼んでも無音のままの部屋の中

翔くん居ないの?
このままだと俺  怖いよ

何も出来ずに立ちすくむ

その時俺の弱い背後から羽交い締めされた

その人は何も言わず
俺の首筋をねっとり舐めまわして
こう言った

『此処に居るじゃん』

それから深く溺れる様なKissをして

ベッドになだれ込んだ

さぁ
これから長い長い愛撫の始まり

今日はどんな風に愛してくれるの?