…………俺の事  嫌いになった?


こんな  
自分勝手な態度しか取れない奴なんて

嫌いになった?


腕の中の潤が

ふるふると  思いきりを左右に振る


嫌いじゃないの?  こんな奴だよ?

……お前の事  傷付けた奴だよ?




………っ

嫌いになんてなれるわけ
ないでしょう?

しょおくんの部屋の鍵だって
ほんとは  返そうって
思ったんだよ?

もぉ
俺なんて必要じゃないなら
この鍵は  
持ってちゃダメだって

でも  出来なかった
出来ないんだもん

鍵を返しちゃったら
ほんとに
全部終わっちゃうって

でも返さなくちゃかなって
毎日毎日悩んだんだよ?


しょおくん  ズルいよ


何で?
何でそんな事  言うのぉ……?




俺の胸に納めていた小さな顔をあげて

涙でぐちゃぐちゃになっている
潤の顔を見たら
不謹慎にも  可愛く思えてしま


しょおくんの
バカァ~………


潤の大きな瞳から
止めどなく流れる涙

いつの間にか  俺の呼び方が
『しょおくん』に戻ってて
それが  
潤を泣かせてしまっている  
こんな場面なのに
嬉しく感じてしまった俺


泣いている姿は
俺達が出会った頃の  潤そのもので

俺は  その頃から潤を
可愛いと思ってて  守りたいって思ってて
……愛おしいって思ってて……


あの頃は  お互い何でも言えたのに

いつの頃からか
潤に我慢ばかりさせてしまってたのかな


きっと
俺に言いたい事も遠慮して
言葉を飲み込んで

我が儘も言わず  泣き言も言わず
ずっと俺の側にいてくれたのかと思うと

……………

自分の馬鹿さ加減に呆れ


潤が当たり前の様に側にいてくれる事に
どこかで甘えてたんだ

本当は  俺が
潤を甘やかしたかったのに

……逆じゃねぇか……

……気付くの  おせぇよ  




でも  向き合うんだよ

向き合って  潤を受け止めて

どんな状況になろうとも
潤がまた  俺を受け入れてくれるなら

2度と離さないって決めたじゃないか

潤だけを愛してる  って

伝えたじゃないか


それが  ちゃんと
潤に伝わってるといいけどな








しょおくんのトコに戻っても大丈夫?
迷惑じゃないかな?  
でも本音は  もう戻りたい
しょおくんの『潤だけを愛してる』って言葉
……信じても大丈夫  だよね?……
俺は  しょおくんの事  ずっと愛してるもん……



俺も  「愛してる」  って  ちゃんと言わなくちゃ………








☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆



珍しく  下書きして置いておきました

ちょこっと?ちょいと?
足し算  引き算して直しましたけど(笑)



お話って  本当に難しいです

小説を書かれているブロガーさん達を
尊敬の眼差しで見ちゃう

惚れ惚れしちゃうお話ばかりで

読むのは好きだけど
表現するのは  
本当に難しいと痛感してます


でも  
私の妄想話を応援して下さる方がいて

素敵なコメやメッセージを頂くと
それはそれは  とっても嬉しいもので

次の妄想話をイメージさせる
原動力になります


『仲直り』の話を書き始めると

あれも!これも!  になっちゃって
なかなか終点にたどり着きませんが
↑まとめる力が無いだけです(笑)

少しでも
皆さんに読んで頂いて
ほっこりしてもらえればいいなと

そんな風に思っています


思うがままに
降りてきたままに
それを修正しつつ書いていますので

自分でも  いつまで続くのか
分からなくなりました(笑)


それでも  お付き合い下さいます?
|д゚)チラッ




読んで頂いて
ありがとうございました