私が若いころ、定年を控えた人たちは、半年くらい前から山のように残っている有給休暇を消費するために、週に2日出勤とか、3か月くらい前から定年当日まで出勤しないとかが普通だった。
残業しないとおっつかないほど仕事してて、時間に追われてミスって部長に怒られて、あと4か月とは思えない状態。年休は100日くらいも残っているけれど、到底消化なんぞできない。ぎりぎりまで新製品の担当やって、日程が間に合わなかったら若い人にやってもらおう。
今の新人さんはみんな優秀。ちょっと教えればさくさくできる。もうろくしてきたおばさんには到底かなわない。
物を覚えていられなくなってきて、気も回らなくなってきて、衰えたよなあと思う。昔なら覚えてたのにとか、気づいたのにとか自覚することばっかり。
そんな状態なんだけど、まだ置いてくれるというので、定年後1週間したら同じ職場に契約社員として使ってもらう。足腰動くし、どこも痛くないし、会社に来ないと言葉を忘れてしまうから。給料は1/3くらいになっちゃうけど、新しい仕事を探して、新しい人間関係を構築するストレスを考えると、置いてくれるなら居座っちゃおうと決めた。最低で1年。最大で5年。
今は、定年のあいさつになんて言おうか考えてる。
