いつもブログを読んでいただいて

ありがとうございます。

 

ついに手放しました。

 

50年以上前に購入したピアノです。

 


習い事といえば

習字、ピアノ、そろばん、、

などが一般的だった

私の子供時代です。

 

母の、

「私も弾きたかった」という

強い思いがあって我が家にやってきた

ピアノです。

 

今はもう作られていないんじゃないかな、

富士楽器というところが作った

ベルトーンといいます。

 

象牙が一部使われていて

スタッフさんが「重い」と

つい声が出たピアノです。

 

 

長女もやってきて

みんなで見送ります。

 

ここ数年は調律もしていなかったし

ピアノがあまり良い状態ではなかったので

引き取り料を4万円お支払い。

 

 







ベランダから運び出し、

重機でつるして3トントラックまで

運びます。

 

 



迫力があります。



トラックに収まったところ。


引っ越しの時も

確かこんな感じで搬入したんですよね。

 

 

子供のころ練習したこと、

先生が変わってバイエルを始めから

やり直しさせられたこともあったなあ。


先生が、怖かった、、。


また娘たちも

このピアノで練習したことを

思い出して、懐かしいような寂しいような。

 

でも

最近は弾くこともなかった、、

50年お世話になりました。

 

修理をして

またどこかで

誰かのためになってくれると

よいなあと思います。


分解されるかもしれないけどね。

 



がら〜んとして、

こんなに広かったんだ、と

びっくり。


物を手放すと

手放した後にこんなにスペースが

生まれるんだなあと。


心もまた同じね。

すっからか〜ん、、ではなく

そこにまた何かが入るというか、、


しばらくこの空間を

心身共に味わいます。


ではまたね。