4/27千秋楽前日。第二部を観て参りました。
今月はこれで3度目です。
タランチュラの御機嫌☆ワーキングマザー&ベリーダンサー&世田谷新居-歌舞伎座ファイナル1
30日の閉幕式に行っちゃおうか…もう一度拝みたいです!
タランチュラの御機嫌☆ワーキングマザー&ベリーダンサー&世田谷新居-歌舞伎座ファイナル3
3階カレーコーナーもこれで食べ納め。
こんなにおいしいカレーは他にありません。お名残惜しい。。。
タランチュラの御機嫌☆ワーキングマザー&ベリーダンサー&世田谷新居-歌舞伎座ファイナル2
とてもファンの多い名物平田さん。新参者の私にいつも軽妙なおしゃべりとやさしいまなざしありがとうございました。
立替中でもどこかお店にいて欲しい!!3年も居なくならないで~(涙


第二部

  菅原伝授手習鑑
一、寺子屋(てらこや)
             松王丸  幸四郎
              千代  玉三郎
              戸浪  勘三郎
          涎くり与太郎  高麗蔵
             菅秀才  金太郎
            百姓吾作  錦 吾
            園生の前  時 蔵
            春藤玄蕃  彦三郎
            武部源蔵  仁左衛門


二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
  大川端庚申塚の場

            お嬢吉三  菊五郎
            和尚吉三  團十郎
           夜鷹おとせ  梅 枝
            お坊吉三  吉右衛門


三、藤娘(ふじむすめ)
             藤の精  藤十郎


初回に観た時は3月大歌舞伎の配役イメージを引きずっており、仁左衛門さんの源蔵がうまく自分の中で消化できずにいましたが(あまりにも菅丞相が決まり過ぎていたし、源蔵=梅玉さん、戸浪=芝雀さんの控えめさも自分ではとても好きだったので)、今回は貫禄たっぷりの仁左衛門さん勘三郎さんの演技に引きずられるように魅入りました。
玉三郎さんの千代はさらにはかなげな悲しみが乗り移り、幸四郎さんの松王丸は重々しい悲哀が、どれも際立っており良かったです。


お嬢吉三=菊五郎さんのガラリと変わる色っぽい悪党っぷり、何度味わってもいいですねえ。
観ているほうが調子に乗ってついうきうきしちゃいます。

藤十郎さんの藤娘は、とてもみずみずしい娘らしい踊りだと新たに思い直しました。
所作がすみずみまで細やかで表情がホント可愛らしいの(笑)。
よく体が動くなぁと感動です。肩、背中、腰、膝は年齢ととも動かなくなってくる箇所なので
踊り続けるのは大変なことだと思います。

残念だったのは大向いさんの掛け声。。。一人の声が配役何人にもかかるのはやりすぎでは?
女性の「松嶋屋!」…もちょっとびっくり。粋な感じがいたしません。
なんて辛口な感想もありつつ。。

最後まで大混雑の熱ーい観客席でございました!!