三月御名残歌舞伎、
今月は三回行きました。

行くたびに感動が大きくなっていきますニコニコドキドキ

3階席ならではの「通」な大向いさんを見かけたり、
赴きあるカレーコーナーに舌鼓を打ったりと、
知らなかった世界を垣間見るようになりました。


三回目の日、
1人でカレーを食べていたら、81歳のおばあさんが隣に座って、話しかけてくれました。

チャキチャキっとした話し方で、歌舞伎座通いも娘時代からになるんだとか。

昔の名役者が歳を取り亡くなってしまうのがとてもつらいですよ、と涙ぐんでおられました。


昔の歌舞伎役者の命懸けの意気込みはもうそりゃあ凄かったそうです。
今のはちったぁ薄いね、と。

おばあさんは命をかけて歌舞伎を愛してらっしゃるんですねえ
とわたしは感銘して答えました。


もっと沢山歌舞伎を見なさい。
発見がいっぱいあるよ。
役者はちゃんとさかのぼって見てかなきゃ駄目。
と背中を押してもらいましたキラキラ

心意気を伝授されたようで、カレーの味わいとともにじーんと心に染みました。

それにしても今日の仁左衛門は良かったね、いやあ綺麗だったね!
と二人で興奮しながら盛り上がる(笑)


ホントなんです!
仁左衛門さんは佇まいだけで神々しい、
この世のものとは思えない麗しさでした。
ひれ伏すような神格さに、すっかり参ってしまいましたラブラブ!


動きだけが歌舞伎かと思っていた素人のわたしには大衝撃の演目だった、
「筆法伝授」「道明寺」。

ベテランファンのおばあさんとの出会いといい、
何か深い歌舞伎との縁を頂いたような気がしましたキラキラ
タランチュラの御機嫌☆ワーキングマザー&ベリーダンサー&世田谷新居-NEC_0708.jpg