観ました。ついに「ポニョ」を。
よかったです。
心の深い部分に光が差し込んだ感じがしました。

何が良かったって、家族の描き方でしょ~あせる
懸命に働いてるお母さんとか、少年のたくましさとか、ポニョのまっすぐさとか、
家族の日常のちょっとした出来事だけれどもキラリと光る瞬間をガッチリ捉えてくれて
そーそーそー!と泣きまくってました(笑)。
そんなささやかなシーンが印象的でした。

オープニングシーンの、プランクトン?からクラゲがぽんぽん誕生するシーンだけでも
感動で泣けてしまうわたし。
なんでこんなに涙腺弱いの!?
新しい生命の誕生とか進化とか、そういうのにめちゃめちゃ弱い~。
まるで海にいて、海の中そのものを観ているような気分になれるのがすごかったです。

何よりも、うちにとって家族揃ってのジブリ映画デビューが
「ポニョ」。
夫と「ついに家族でジブリ観れる国民に仲間入りしたね!」
と感動を分ちあいました(笑)。
親子の愛情モノなんて恥ずかしくて、王道すぎて、
直視できないところもあったんだけど、
映画ではこれでもかとズバッと直球で斬り込んできて、
それが今ではやたらと嬉しい(笑)。
20歳、30歳のカッコつけだった頃のわたしは、どちらかといえば
純真なキャラクターが眩しすぎて宮崎アニメは苦手だったのに、、。
人って単純に変わるものなのね。

この映画は観る人によって全然印象が違うんだろうなと思います。

わたしは「ポニョ」は特に、お母さんっていいな、お母さんになれて
自分はよかったんだな、とあったかいエールをもらえた気分でうれしくなった。。

ストーリーだけを追えばまた違う印象を持つだろうし、つまんないっていう人もいたし、
心の許容力や想像力を試されているような気がします。何とも。

こんなに泣けて、こんなに家族を愛おしく思えて、
お母さんでいることへの勇気ももらえて。
わたしって何て素直な大人になれたんだろうって、改めて我が身の半生を
振り返ってしまいましたが(笑)そう思えただけでもいいのかなと思います。