萩尾望都先生のイラストが素敵です。


男性の精神科の先生が

作家、漫画家、臨床心理士

社会学者など各界の女性と

母と娘について対談しています。



母と娘の事を男性が語っているのが新鮮。

読めば読むほど

母娘って難儀やなぁと感じます(笑)


そして母娘関係に関する

とっ散らかった考えが

スキッと整理整頓されて

読んでいて気持ちが晴れ晴れしました。




ものすごくビックリしたのが

精神分析的には

男性は身体を持っていないらしい👀⁉️


イマイチ消化できてませんが

女性は普段から自分の身体を

意識せざるをえない状況で生きていると。



それに関連してですが

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女性同士でお互いに「女装してるな」

と感じる事がある。

他者の目には女性と映るような服装や態度を

ほぼ毎日装っている。

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これは大きくうなずきました。

普段私はボーイッシュな服装が好みですが

働くとき、特に接客、事務系の仕事の時

明らかに「女装」します。

別人格と言っていいぐらい。

それはそれで楽しい事なんですが(笑)





斎藤先生は男性は女性化する事で

身体を持つ事ができると考えていて

例えば「ギャル男」は部分的に

女性化していて

男性も身体に配慮しなくてはならないと

異性や仲間によって教育され

一部の男性は過剰に身体に配慮していくと。



またビックリしたのが

先進国の中で

日本の子育てが一番手間暇かかるそうで

それが母親に負担をかけ

追い詰めていく。



頭でっかちはいけないが

そういった事を知る事で

肩の力が抜ける事もあるなぁと

感じた一冊です。


女性だけでなく

男性も読むと子育てママの気持ちが

見えてくるかもしれないと思いました。
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