友達に教えてもらって
文楽を観に行く前に
これは予習にイイ!と思い
行ってきました。
む~っちゃ、良かった!
聞くこと見ること、知らない事だらけ!
ユネスコ世界無形文化遺産!
文楽って大阪が始まり!
ほんっと知らなかった。
太夫の語り、三味線の音楽、人形の動き
この三位一体の芸術なんですね。
何がビックリしたかって
役柄を表現するのは人形(見た目)
だけではないんです!
声、話し方、音楽、動きに
明確な違いがあるんです
声の高さや言い方で役柄を表現するんですね
男と女、同じ男性でも武士と町人では違うんです。
三味線での効果音も
武士が走る時、お姫様が走る時では
違うんですよー!
武士の時は、叩きつける感じで
お姫様の時はソフト
人形の動きも
武士ならメリハリがあって
農民ならゆるい動き
女性は足が内股とか
それぞれの特徴をとらえて
動かしてるんです
人形は3人で動かしてて
頭と右手
左手
足
のパーツに分かれてて
頭担当の人が指示して
他の2人は、それに従うらしいのですが
こ・れ・が、すごい!
練習も打ち合わせもしないそうです。
すべて頭担当のちょっとした動作を合図に
他の2人は、動きを合わせるんだそうです。
ひえ~!
だから即興でも、すぐ3人で動けるんです。
神や・・・
その合図のポイントは「頭」
「動きはすべて頭から」
えっ?!どっかで聞いたことある・・・
アレクサンダー・テクニークで
おんなじこと言ってなかったっけ?
すごいよ文楽!すごいよ日本!
カッコ良すぎる
人形の衣装は頭&右手担当の方が
公演ごとに着せるらしいのですが
襟付けが重要だそうで
襟が決まれば、すべて終わったと言えるぐらい
大事なんだそうです。
どっかで聞いた事が・・・
着物の着付けと同じ!
ベースとなる襦袢がキチッと決まれば
着物も決まる
お話を聞けば聞くほど
理にかなってることが多くて
はぁ~っと感嘆の声が何度ももれました。
そうやって創意工夫した先人の方々
それを受け継ぐ現代の方々
すごいことだと実感しました。
日本が誇る文楽を守りたいですね。
混ざってたみたいで
なぜかハングルバージョンでした
「関西 人形浄瑠璃」って書いてますね。
ハングルの勉強に良さそうです