前回行った「宮澤賢治の世界 」とは


また違った感じでした。




「兎の花嫁」、「星の銀貨」


リズムがあって


音楽のような感じがしました。



女の子の気持ちになり


兎の気持ちになり


明確なハッピーエンドではないので


なんだかな~って複雑な気持ち。


女の子は自由になり良かったね~と思うし


ウサギが騙して連れてきたんだけど


逃げられて哀れだねっと思ったり。




星の銀貨のお話しは久しぶり。


子供の頃は女の子が報われてよかったー音譜


単純にスッキリしてたけど


今、あらためてお話を聞くと


貧乏で何も持っていない少女が


次々となけなしのパンやら


衣服やらをくれくれ言ってくる人たちに


あげちゃう気前の良さに


えーええっ!


暗い森の中でシミーズまであげちゃうのよ汗


断ろうよ・・・



最後、きらめく星空から


銀貨が降ってくる。



与えたら与えられる法則・・・


とか下世話なこと考えた汗



この少女の開きすぎ感と


話し手の夏木ちゃんの突き抜け感が


リンクして泣いちゃいました。


感動して。




「白雪姫」


なぜか継母を主に聞いてしまいました。


自分が一番であることに固執し


執拗に白雪姫を狙う。



そして自ら焼けた鉄の靴を履いてしまう。



この自分をコントロールできずに


自分の意思とは違うものに


振り回されてる感に


共感したのかも。



止めたいのにやめられない。


何かに乗っ取られちゃうとき


屈辱なんですよね汗




童話の世界だったせい?


お話が終っても


まだ森の中にいるようで


ボンヤリしてました。




ヴァイオリンとガムランの音楽も


ステキでした。



生の音って全身で聴く感じで


ヴァイオリンって音が層になってる?


なんと表現したらいいのか分からないのですが


ホーミーのような・・・


上手くいえません汗




ロウソクの火が


震えたり伸びるような気がして


音を聴きながら


炎をジッと見ていました。




あ”~今日、感じたことの


10分の一も表現できてないわ汗