2009年2月下旬


担当医が替わり、血液専門の女性医師になった。


若くてテキパキ自分でこなして頭が良さそう。


でもお茶目な匂いのする女性。



病気と治療について説明を受ける。



びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫


リンパ球のガンで中悪性度(月単位で進行)のタイプ。


R-CHOP(アールチョップ)療法がワールドスタンダードになってる。


リツキサンと抗がん剤を21日を1サイクルとして6~8回繰り返す。


1回目は入院する人もいるが、ほとんど外来で治療していく。



フムフムなるほど。「心配しないでいいですよ 再発・転移悪性リンパ腫」


読んで予習してきてよかった。

私は抗がん剤治療を受けるか迷っていた。


病名がわかってから西洋医学と東洋医学の両方で



どうしていくのが良いか
調べていた。


調べれば調べるほど迷う。



そんなんで、私があまりにも抗がん剤治療に消極的なので


「なにを悠長な!この人自分の病気の事わかってるの?!」と


先生は思ったのではないだろうか。


いやきっと思ってた。じれったい!と。



そんな私も鎖骨と首のリンパの腫れが大きくなり


痛みが出てくるようになると焦りはじめた。



痛みはガンではなくウイルス性のものだろう。


でも腫れは大きくなり明らかに進行している。


リンパ腫は抗がん剤治療の効果があるといわれている。



やってみよう。


お尻に火がついてやっと抗がん剤治療を受ける決心がつく。





つづく