どうしても記録&発信したかったこと。
編集できないため、誤字脱字はご容赦ください。

近年、とてもセンシティブな扱いをされる妊娠に関して。

宗教、政治など、論争が起こりやすい話題には基本的に触れない主義だが、これに関しては自分が経験してようやく分かったことがあるため、敢えて触れてみる。


個人としては、40歳過ぎても結婚の予定が無かった時点で出産は諦めていた。それしか選択肢がない訳だから、当然のこととして受け入れていた。

が、急遽結婚が決まり、夫という存在が現れて何もかもが変わった。

赤ちゃんを授かる可能性が非常に低いことを何度も話し合った上での結婚だったが。

中国へ来て早8ヶ月。

この間、夫は何度も友達の出産祝に出掛け、私達よりも数ヶ月後に結婚した友人の奥様は既に妊娠している。。という状況を目の辺りにして、夫に対する罪悪感のようなものが芽生えていた。

もっと若い奥さんなら、年末頃には彼は子どもを抱いていたのかもしれない、、。そう思うと、申し訳なくて悔しくて涙が出てきた。泣いたところで赤ちゃんが産まれる訳ではないのに。

そして、改めて夫に確認をした。


。。。。夫の答えはいつも同じ。


赤ちゃんの為に結婚した訳ではないと言う有難い言葉と、大切な人に自分の子どもを抱かせてあげられない悔しさと。


だからと言って、他人の妊娠出産を僻む気持ちは沸かないが、不妊治療に明け暮れる人が、赤の他人の妊婦や子連れの人に辛く当たったりするのは、こう言う背景があるからなんだな。と思った。


数年前、周囲は出産ラッシュで、その真っ只中に不妊治療をしている友人と食事に出掛ける機会が何度かあった。その時、彼女を傷つけるような言葉をかけていなかったか、今になって不安に思う。


妊娠出産は神秘的で感動すること。

それは1人の力でどうにかなる単純なことではなく、望んでも叶わない人もいる、とてもセンシティブなことでもある。

これから結婚する人たちに対して、追い詰めるようなことを無意識に言わないように気をつけたいと思う。





結婚前には言わなかったことだが、今回は、
子どもが欲しくなったら、あなたはいつでも再婚できる。
と伝え、少し気持ちが楽になった。