こころのタップダンス。 -23ページ目
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進化する足音

眠れないほど悔しい夜や

身を焦がすほどの快楽・・・

浮き足立つような喜びの朝。


生きてるといろんな感情を味わうし
生きる意味を見失うことも
時にはあります。


目まぐるしい日々の喧騒に
生きる意味を見失いそうな時

消えてしまいたくなる時


ふと足先を動かします。


TAP


昨日まで出来なかったリズムが
今日は出来るようになっている。


進化している事を確認する。


生きていると感じる。


自分が生きている意味を
当時、言葉では到底表現できなかったけれど


とりあえず、今日も踏めた。
この足で踏めた。


この足があるのだから
リズムを踏む喜びがあるのだから


だから今日も生きていこう。


そう思いながら過ごした日々がありました。


今日もカンペキには出来なかった
でも、昨日より少し出来ている


生きていると感じる。

進化している事を確認する。

また踏めば、練習すれば

明日はもっと出来ている

疑う余地のない確信がそこにはあった


励めるものがある事で生まれる活力

それを ”生きがい” と言うのだと
自然と分かるようになりました。


☆・・・・ ゜* 。☆ 。* ゜ ・・・・☆
                  
誰よりも下手くそだった私が、
毎日の小さな喜びを重ねることで、

ある日突然 やたら軽快にリズムを踏めるようになりました。

ある日突然だったかもしれないけれど
それは自分でも驚いたけれど


どこかで当然と思っていました。


☆・・・・ ゜* 。☆ 。* ゜ ・・・・☆


進化する喜び、リズムを生み出す楽しさは

いつからか

自己表現する手段に変わっていきました。


「これが私だ!」と、
鏡の前で自分に見せる。


気持ちを奮い立たせるように。


自分で自分の踊りを見てるのが楽しかったんです。


それなりに周りからは評価いただきましたが、


TAPと出会って分かったことは、


周りの評価よりも自分が自分を認められることの方が数百倍も数万倍も嬉しいし満足する!!!ってことでした。



☆・・・・ ゜* 。☆ 。* ゜ ・・・・☆


今はスタジオを辞めてから3年程経ちました。

辞めてから私は英国式セラピーを学び始めて
セラピストとしていろんな人と出会いました。

OLとの兼業は
けっこー忙しかったけれど

それなりに充実してもいましたし、
やってよかったとも思います。

大事な友人も出来ました。


でも、何かが違う。
何かが足りない。


ソース焼きそばの、
ソースとスパイスとふりかけ無しの状態みたいな(笑)

とにかく楽しくない!!!
私の舞台じゃない!!!


私の時間の使い方、コレじゃないのかな?
セラピストとか、カウンセラーでは、ないのかな??


そう思っていた頃に目に飛び込んだこの言葉。


「お金を払ってでもやりたいことは何ですか?
それがあなたの使命です。」


この言葉を聴いたとき、
本当は真っ先にイメージしたことがあります。


でも勇気がなくて認められませんでした。

「違う違う!そんなのもう今の私には無理無理!!」って思いましたが。



「恐いから見ない。無理だからやらない」というのは
人生を放棄している事だと
ふと思いました。


お金を支払ってまでやりたいこと

私にとってのそれは、

タップダンスを楽しむということです。


TAPを通して伝えるということです。


そして


TAPを踏める歓びを 沢山の人と共有するということです。


☆・・・・ ゜* 。☆ 。* ゜ ・・・・☆


今、本当にやりたいことを

私のように

無理!!自信ないし!!

という理由でやる前から出来ないと決め付けていては

人生を放棄していることになると思います。


もし、今、あきらめてしまっていることがあるのなら
一緒にスタートしませんか?

私もまだまだ勉強中です。
リズムを産み出すセンスも鈍っていると思います。自信もなくて本当はこえぇ~って思います。


でも、また始めてみようと思っています。


人に必要とされるかどうかを気にするのではなく
他のダンサーと比較するのでもなく

自分がやりたいから

自分が喜べることだから

だから 始めようと思っています。


umino


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