久々の更新です。
アメーバのブログは、演劇を中心とした趣味のことをいろいろ書いていこうと思ってるんですが、
日々、書こうと思ったことがあっという間に過ぎてしまう毎日で、ついていくのが精一杯です。
そんな言い訳と共にお送りする今回のブログ。
タイトルは、「書くということ」
正直言いますと、自分、「書く」っていうのすごい苦手なんですねw
ちなみに「描く」というのは、もっと苦手です。
それこそ、「欠く」という字がふさわしい。
35年生きてきて、これからの35年をどう過ごしていくか考えた時に
表現するということを真剣に考えてみたい
と思いました。
自分というものを表に出していく作業で何を使うか考えた時に至った答えが、演劇だった訳です。
絵が描けたら、絵でも良かったし、造形が出来たらそれでも良かったんですが、
先程書いた通り、まったくなんですね。まったく。
何がまったくかと言いますと、まったくやったことがないから、というわけではないんです。
やったことがないだけなら、やってみればいいわけですけど、まったくやり方がわからないんです。
絵を使って、物を書くことは出来ても自分の表現の仕方がわからないんですね。
例えば、花瓶があったとして、その物の持つ、固さや冷たさ、壊れやすさをイメージできても
それをどう表現すればいいかわからない。
それを踏まえると自分は、経験のある演劇という手法が一番、身近だったというわけです。
演劇が何か、をここで書き始めると全く読みたくないブログになると思うのでさけますが、
自分は、一言でいうと「共同作業」だと思っています。
戯曲があり、演者がいて、それを演出する人、音を入れる人、照明を照らす人、舞台を作る人、観に来るお客さんがいて初めて、演劇は完成するものだと思ってます。
もちろん、必要であれば、歌を作る人、振り付けをする人・・・などとにかく、色んな人の力が必要なんですね。
「舞台は生き物」だとか、「総合芸術」たる所以は、ここら辺にあると思います。
ここでやっと本題。
冒頭にも述べました通り、自分は書くという作業が得意ではありません。
そういうわけで、過去の著名な作家さんの残した作品を題材にすることが多いのですが、
自分がお芝居を演じていて思ったことは、
これは「ぬりえ」なんじゃないかと。
ある程度の下絵があって、そこに自由な色を重ねていく作業が演技であり、演劇だと思ったんですね。
そう思ったら、下絵も書いてみたい、もっと幅のある大きな紙に自由に色を塗りたいって思いません?
で、書くことにしたんです。戯曲を。むりやりw
そりゃ、得意じゃないことですから、なかなか筆も進まないんですが、
下絵を描いて、色を塗っている自分を想像したら、楽しいんですね。これが。
それだけなら、一人で絵を描けばいいんですが、なんせ自信がないのです。
出来上がるものが、想像できてしまうんですね。
その点、演劇は、同じ一本の戯曲でも共同作業によって、様々な色がついていく。
完成したものがまったく想像つかないんですね。
そこがおもしろい!35年を賭けるに値する!!!
という結論に至ったわけです。
途中、危うく画家になるところでしたが、なんとかわかって頂けたでしょうか?
もし、これが完成した暁には、これを読んでくれている方にも参加して頂きたいです。
演劇を作る共同作業には、観客が必要不可欠ですから。