久しぶりに会ったアイツは、葬儀場の棺の中にいた。
友人から来た急逝のライン。
お通夜。
葬儀場に向かいながらも、実感のなさに戸惑っていた。
長いこと会っていなかったが、葬儀場に掲げられた写真を見ると、アイツの笑顔や笑い声が昨日のことのように思い出され、涙を止めることができない。
中学・高校と毎日弓を引き、同期として同じ時間を共有した仲間が先に逝ってしまった。その現実が無表情に押し寄せてきた。
お焼香を済ませ、最後に棺の中のアイツにお別れをする。
その後、お通夜に参加した同期の仲間とファミレスへ。
皆ほとんどが家庭を持ち、いい歳したおじさんになったが、こうして集まると高校の頃と何も変わらない。
そのことが、ずっしりと重たくなっていた心を、少し軽くしてくれた。
心からご冥福をお祈りいたします。