「ガタンッ!」

タクヤが勢いよく立ち上がると、座っていたイスがものの見事に倒れた。

しかし、何の躊躇もせずにタクヤは教室の外へ出て行った。

カスミは、自分の発言で人をそこまで怒らせてしまったことにショックを受けていた。