NHK刈屋さんの解説に涙 | かけがえのない日々ー髙橋大輔 応援ブログ

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髙橋大輔さんを応援するブログです。
彼のスケートに魅せられ、そのすべてが愛おしい。
時間を共有させてもらえる幸運に心から感謝を!

今日は家にいたので、一日大ちゃん報道をチェックしていました。
バンクーバーの『道』を見て涙を流し、
晴れ晴れとした表情でインタビューに答える大ちゃんに涙し、
今も喉の奥に塊が引っかかっている…。

いろんな報道の中で、刈屋富士雄解説委員の出演していた
NHK『情報まるごと』が印象に残りました。
動画がアップされていないか探したのですが、
見つからないので、刈屋さんの言葉を書き出してみました。
ちょっと補足したり、割愛している部分もあります。

[追記]
先程動画が見つかりました。
ご覧になりたい方は下記に!
http://www.dailymotion.com/video/x27w0xd


突然の発表と言われますが、時期としてはとてもいいタイミングだったと思います。
新しいシーズンが始まる直前で、自分の気持ちを整理して、
スケート界においても、本格的に次のステップに進んで行く、いいタイミングだったと思います。
高橋選手は3回のオリンピックに出て、最初のトリノでは夢を叶えた。
次のバンクーバーではメダルを取り、そして最後のソチでは最高の自分を表現しようとした。
それぞれに違うオリンピックの姿を見せたというのは、
本当に素晴らしかったと思います。


=高橋選手はどのような方ですか?
多くのアスリートを取材していますが、人柄がよく、私が最も信頼し、最も信用し、
最も尊敬するアスリートの一人です。
日本男子フィギュアスケートを世界のトップに引き上げた。それだけでなく、
日本のファンだけでなく、世界のファンにフィギュアスケートの持つ表現力の可能性、
豊かさというか、無限性というか、その可能性を見せたと思うんです。

バンクーバーの直前ぐらいから、高橋選手がリンクに立つと、
国内に限らす、国際大会、オリンピックでも空気が変わるんです。
「わっ、大輔が出てきた! 今度はどんな世界を見せてくれるんだ」というワクワク感、
つまり、見ている人の期待以上の世界をそこに表現してくれるという、
フィギュアスケートの無限の芸術性というか、可能性を
世界のフィギュアファンに広めた。


=どう違うのですか?
これまでの演技とは音の表現力が違った。
こういう形で音を表現するのか、こういう形で世界を表現するのか…。
だから、ファンによっては音が聞こえなくても、
高橋選手の映像を見ていると音が浮かんでくるんです。
音を見せることができる演技、そういう演技力を世界に見せた。
フィギュアスケートというのは人間がここまで芸術性を表現できるんだ!
という可能性を、高橋大輔選手が世界に向けて発信した。
男子フィギュアスケート界においては、歴史に残る名選手の一人です。

16歳で彼が日本男子初のジュニアの世界チャンピオンになったときには、
本当に素晴らしい感性を持った素質ある選手ではありませんでした。
ガラス細工と言われていたんですね。
精神的な部分が非常に弱いし、技術的な部分の安定性がないと言われていた。
それを努力しながら技術を高め、メンタル面を鍛え、
そして、夢を果たしたトリノオリンピックで自分はまだできるということを確信した。
更に別な世界、ヒップホップの音を導入したり、
高橋大輔はこんなこともやるのかというリズムとか、テンポとか、
そういうことにも全部挑戦したんですね。
シーズンごとに高橋大輔は進化していくんだということを世界のファンに見せつけた。

フィギュアスケーターがこれ以上は進化しないんじゃないかという限界を
更に超えて、更に超えて、更に超えて、新しい世界を見せ続けたのが、
高橋大輔というフィギュアスケーターなんです。

その間にも選手生命が絶たれるんじゃないかという大けがも乗り越えて、
高橋大輔はこれ以上うまくならないんじゃないかという声の答えとして、
「うわっ、またうまくなってきた! また更に進化しているよ」という姿を見せ続けてきた。
それが高橋大輔の本当の素晴らしさだと思う。

彼がフィギュアスケーターとしてあれだけの世界を作ったのは、
持って生まれたものではなくて、自ら勝ち取っていったもの。
技術にしても、メンタルにしても、表現力にしても、
勝ち取っていったものなんです。

高橋大輔が歩んできた世界は、若手の選手にものすごく影響を与えている。
自分はだめかもしれない、ここまでかもしれないと思っても、
いや、高橋大輔はそれを乗り越えてきている。
更に進化しているんだというのを目の当たりにしていますから、
自分の限界を超えて行く選手が、日本の若手選手に続いていくと思います。
高橋大輔がいなくなってレベルが下がるのではなく、
高橋大輔が残したものを引き継ぎ、どんどん続いてくれるのではないかと思います。
それだけの引っ張ってきた力が、高橋大輔にはあると思います。


ずっと大ちゃんのことを見てきた刈屋さんならではの言葉だと思いました。
大ちゃんは引退発表を済ませ、
今は心も軽くなっったのではないでしょうか。

どうやらXOIのチケ争奪戦にも敗れた私…*
今日は大人しく気持ちの整理をしたいと思います。


では、今日の一枚を!
今日はバンクーバーでも『道』の映像が何度も流されていましたので、
同じくバンクーバーの『eye 』の画像をどうぞ!


晴れやかな表情の大ちゃんです。
バンクーバーでは、本当に最高の eye を魅せてもらいましたクラッカー




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