私の息子aは言語理解指標とワーキングメモリ指標の項目がかなり凹んでいる。
年中さんくらいまでは、言葉の意味を理解はしていても言葉を話すことはほとんどなかった。
現在は、違和感はあるものの、普通に暮らすことは出来そうなくらいの会話はできる。
昔からは考えられないくらいよく話す、愉快なboyだ。
ただやはり読み書きはかなり苦手で、書字読字障害の診断を受けている。
そうなると困るのはテストだ。
授業やその範囲の内容が理解できていたとしても、テストの問題文を読むのに時間がかかり、答えを文章にするのも時間がかかり、答えを書くのにも時間がかかる。字をキレイに書くのは難しく、答えを解答欄におさめるのに苦労し、それをクリアしたとしても採点者はそれを読めないかもしれない。
「合理的配慮」をとなるのだろうが、問題文の読み上げ+デジタル解答用紙の許可をもらうのは実は至難である。
いつか来る受験のためにと、数度学校にもかけあってはみたがなかなかだ。
本人が頑張っているから、全く出来ないようには見えていないのもある。
悩ましい。
今は、解答欄を大きくするくらいの配慮をしてもらっている。
彼はすでに、自分が長文の読み書きがあるテストは(頑張るけど)高得点を取れないことを理解しているので、それ以外のテスト(出る問題が分かっている系のテスト)はかなり力を入れて勉強する。
先日、後半の「はん」を反と書いていた。
その「はん」は半分の「はん」だと言うと、分かった!と意気揚々と書き直した。
暫くその字を眺めてから、
「おまえはしつじ(羊)やー!!!」
と絶叫していた。
面白いやつである。なかなかだ。
彼が幼い頃、この子に私は何をしてやればいいのだろうと夜な夜な悩んでいたことを覚えている。
しかし近頃は、彼くらい苦手なことにでも熱意を持って取り組める人なら、何かしら自分で道を切り開いて行くのではないかと思えて来た。
息子aは今年度、先生にもクラスにも恵まれてとても落ち着いて過ごせたので、自分の中の難儀なものともいい付き合いができたように思う。
彼は難儀さも自分の糧にして面白おかしく生きて行くことが出来るかもしれない。
私も(娘のこともあって)心身ともに健康であればOKくらいに緩んで来たので、一緒に楽しませてもらうくらいの気持ちで彼を応援して行きたい。