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廃道探索人tapioka

自分のツボにハマった廃道を紹介します!生き物も出ます。隧道もでます。今まで行ったところのネタも結構あります。どうぞ見ていってください!

保台清澄連絡道路#1の続き


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前回は切り通しまできました。
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分かりにくいかもしれませんが、切り通しの壁に清澄と書かれています。

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切り通しを通ればあとは素掘りの隧道が8つと片洞門を通るだけですが、片同門までの道はなかなかの酷道です。道が滑落してたり、棘の海を渡ったり、道が土砂で埋まってたり…(保台古道保存会仕事しろ!冗談です。)それなりの覚悟が必要です。では先に進みましょう。

酷道を根性で攻略していくと、隧道が見えて来ます。

↓隧道達

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一号隧道
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二号隧道
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三号隧道
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四号隧道
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五号隧道
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六号隧道
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七号隧道

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八号隧道(記念写真)

地層が模様のようになっていて、とても綺麗でした。隧道を吹き抜ける風はとても心地よく、酷道での精神的疲れを吹き飛ばしてくれます。

他にも写真はありますが、最後のおまけに載せます。

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8つの隧道を越えると、最後の見せ場である片洞門にたどり着きます。綺麗にトンネルが半分になっているようで感動しました。これが先人の技術…人間て凄いですね。

この片洞門を抜けると、ゴールである遊歩道はすぐです。
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遊歩道に出る手前にイノシシ罠がありました。ここがゴールです。長い道のりだった…


最後に…
これまでの数々の遺構を見ると、先人の技術力の高さに驚かされます。自然に人間は勝てないという言葉を良く聞きますが、古来から人間は、自然を学び、技術を高め、自然に対抗してきたのだなと感じました。現在一般に使われているコンクリートで舗装されたトンネルなどの建造物は、古来から蓄積されてきた知恵や技術の結晶なのでしょう。最後に相応しそうな言葉を並べて見ましたが、僕にはこういうのは苦手です。とりあえず、人間万歳!

次は隧道内で撮った写真や探索中の写真などアップします。

最終回へつづく