新橋東口タクシー乗り場の不合理については、過去に書いてます。
こんなことがありました。日時は2018年7月6日(金)午前8時頃。
天候は雨で、午前8時の新橋駅だから、当然にして、タクシープール
はゼロ、お客様行列です。どちらの列にも何人も並んでいました。
私は「乗り場ピストン」をする営業スタイルではありませんが、流れで
よく入ります。この日も汐留に来たので、「乗り場行列だな」と思って
汐留方向から乗り場に向かいました。第一京浜ゆりかもめ駅下から
左折で乗り場に入ると、入る直前で乗り場の様子が見えます。
やはり、お客様どちらも行列、タクシーゼロでした。ゼロでしたが、
一台空車(黒)が乗り場に向かっていました。
優良乗り場の行列の先頭は車椅子の方でした。
パッと見、単独で来られているようでした。
私は「あの、黒が車椅子のお客様を乗せるのだな、雨なのに大変だ」
と思いながら、乗り場に入ると、、
黒は一般乗り場のお客様を乗せているところ。
「車椅子の方を乗せるのが、そんなに嫌なのか」と思って、私は
車椅子のお客様の前で車を停めます。雨、けっこう強い。
車を降りて、ドアサービス。お客様は中年女性。
私 「おひとりですか」
お客 「そうです」
私 「ご自身で乗れますか」
お客 「大丈夫です」
ここで、通りすがりの人(男性)が上から傘をさしてくれる。
お客様はちょっと手を貸す程度で乗車でき、私は車椅子をトランクに
入れて、傘を差してくれた男性にお礼を言って、出発となりました。
行き先 慈恵医大病院
車内で、
お客「私が先頭になったら4台スルーされた」
私はお詫びすると共に、新橋駅は乗り場が2箇所あって、お客様も
タクシーもどちらに行ってもよい、みたいなことを説明した。
雨で、単独車椅子のお客様を避けたいのは、当然わかります。
新橋乗り場に雨を避ける屋根もない。だが、こんなことをしていたら
タクシーに対する「社会からの蔑視」が改善することはない。
ただ、乗り場が1箇所だったら、4台もスルーしないでしょう。
この「4台スルー」はスルーしたタクシーに対する不満と怒りを
このお客様に生じさせ、お客様の後ろに並んでいる人たちには
タクシー全体への怒りと軽蔑と、それと同時にこの車椅子の人に
対するヘイトを生むかもしれない。実際に、後ろに並んでいる人が
「急いでいるんで」とか言って、追い越して乗ってしまったんだと言う。
それもひどい話だ。
聞けば、このお客様は神奈川方面から来られたようだが、いつもは
御成門まで地下鉄に乗って、そこから、自力車椅子で病院まで行く
とのことでした。この日は雨だったので、タクシーを利用する事に
したそうです。介護者なしで、一人で車椅子(電動ではない)で移動
するって、立派だなあ。
新橋乗り場の改良を強く望みます。
こんな「善行」をしても、障害者割引で650円。