初めての方は
登場人物はじめに第1話からお読みください。
 
 
複雑ですが、この二人は結局相性が良いんです。

私はなんの知恵も経験もないことは話にできません。
そんなに想像力豊かじゃないんで。
この話は私の人生に最も多大な影響を及ぼした人を中心にして書いてます。

DVは与える側にも受ける側にも問題があります。

仁は典型的なDV体質。
二面性のある性格、学校ではクールで二人きりになるとワンコのように甘えて。
カッとなると抑えられず手をあげてしまうけど、その後心から反省して相手が喜ぶモノを与えます。
アメとムチの使い方がすごく上手なタイプ。

ひかるはDVを受け入れちゃう体質。
その時はすごく怖くて思い出しても震えるのに、まんまと相手の反省する姿に全てを許して逆にそうさせてしまった自分を責めます。
そして貰ったアメでそれまでよりも強い、相手との絆と喜びを感じてしまうんです。

これが、私と元彼の関係。
ほとんどの友達には(゚A゚)ヤメロ!!と言われましたが、理解を示しSとMで成り立ってるなら良いんじゃない?と言う友達もいました。

私の場合、私のほうが元彼のことを強く想ってたんでひかると逆ですがね。

でもみんな、騙されないで欲しい。
DVを受けたらすぐに離れて。つらくても離れて。
私は目の血管が切れたり、肋骨にヒビが入ったりしましたが、それだけじゃ済まなくなるかもしれないから。
それでも私はあの人のことを愛しているんだから、愛は盲目とはよく言ったものです。

長くなりましたが、結局ひかるが出した決断は仁のそばにいること。
仁はひかるの気持ちがどうあれ、そばにいて欲しいと望みました。
そばに居てくれれば、それが仁にとっては愛なんです。

愛し方も、愛され方も、仁は知りません。