末ズ(M/N)妄想BL小説です。

学生パロディです。

苦手な方はブラウザバック!!






M side






「ふぅ…ありがと、潤。」


「お、泣き止んだか。ごめんな、恋人とか嘘言って…」


「ううん、別に…そんな気にしてないよ…」


どうしよう…


なんだかニノがものすごくかわいく見える…


腕の中で弱々しく震える華奢な体だとか、真っ赤になった目元とか…


なんだか色っぽく見える。


俺もしかしてニノのこと好きなのかな?


いやいや好きではあるんだけど…なんか…「愛してる」の方の好きっていうか?


ただ、今日気づいたのはニノをとられるのは嫌だ、ということ。


ニノが他のやつのものになるなんて許せない。


今までこんなこと感じたこと無かったっていうか…考えたことなかったけど。


「ニノ…かわいい…好き」


「へっ?」


「あ、ごめん」


やべっ!思ったこと全部口に出てるぞ俺!


「ね、ねぇ!好きって…その…/// 恋人として好きってこと…?」


俺の腕の中でもじもじしながらそう言うニノ。


絶対お前もその気じゃん…


「うん、そうだよ。好きだよニノ。」


やばい…頬が緩みそう…耐えるんだ俺!!なんとしてでも男らしく言いきれ!


「そ、なの?///」


頬を赤らめながら、俺の胸に擦り寄ってきた。


「嬉しい…俺もずっと好きだった…」


おぉ、ちょっと待てっ!!!!


ずっと好きだった、だって!?


俺今日好きだってことに気づいたんだけど!?


なんか思いの重さが違くてニノに申し訳ない…


ま、付き合えたからいっか!