この間初めて気づいたので、私もこれまでの仕事で何度か間違ったものを納品していたかもしれません。
というか、用字用例辞典を見ても、よくよく気をつけて見なければ気づかないのではないでしょうか。(私も実際用字用例辞典をこれまで何度か確認していました)
画面上だと潰れて見えづらいでしょうから、とりあえず拡大した画像で表示します。
「靱」の右側の部分が少し異なるのがおわかりいただけるでしょうか。用字用例辞典に沿った表記として正しいのは、右側が「刃」ではないのです。
調べてみますと、「高」「髙」同様、異体字のようです。
「高」なんかは結構よく出てきますし、人名でよく見かけますから、特に固有名詞のときは意識して見る癖がついているんですけれども、これは全く意識しておらず、操作ミスで変換候補が開いたときにこの二つが並んでいるのが見えて、おかしいと思ってじっくり見てみて初めて気づきました。
本当に日本語は恐ろしいです。