「ネーティブ」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

生まれて44年近く日本で暮らしている私ですが、日本語はまだまだわからないことがいっぱいで、日々勉強の毎日です。

日本語すらままならないのに、外国語まではとてもとてもということで、英語は全くだめ(恐らく今の小学生のほうができるレベル)なんですが、英語のできる方の中には某都知事のように日本語で言えばいいところでもとにかく英単語を使う方もいらっしゃいますので、英語が全くもってできないと日本人しか出席者がいない会議でもよく苦労することになります。

 

「専門用語は仕方ないにしても、ネーティブなんだから日本語を使ってくれよ」と思いながら仕事をしているわけですが、そのわからない中必死に聞き取った英語は、このブログでこれまで何度も触れていますが、用字用例辞典においては表記が一般的に目に触れるものとは異なる場合が多いです。

きょうの表題の「ネーティブ」もその一つで、世間的には「ネイティブ」で発音されていることが多いように思いますが、用字用例辞典では片仮名表記です。

 

なお、これは、用字用例辞典の695ページに記載の外来語の表記の基本ルール「長音は、原則として長音符号「ー」を用いて書く」のとおりです。

ただし「長音符号のかわりに母音字を添えて書く慣用もある」という記載もありますので、やはり一つ一つ調べることが重要であると思われます。