ようやく念願叶い昭和の大事件「阿部定事件」を元に作成された
愛のコリーダを観た。
大島渚作品ってどの作品も心理的に重い。
愛のコリーダも重い。重すぎ。これは映画というか。ポルノというべきか悩む作品だ。

結局は娼婦などをしながら各地を転々として暮らしていた阿部定は、「石田屋」の女中として働き始め、その店の主人・石田吉蔵と
いい仲になってしまい。情事を重ねるが、しまいの果てにはSMプレイに発展し。Mだった石田が腰紐で首を絞められるのが気持ちいい。というので首絞めながら性交してるうちに石田が死んでしまって。死後の石田の男根を切断した。ってハナシだけど。

ハッキリいって性交してる場面ばっかでこれぽっちも楽しくない。

定がSEX依存症で。石田がM男。

というのしかいいようがない。戦メリにも言えてることだけど。大島作品はどこまでがマトモでどこからがマトモじゃないのか。曖昧なんだ。

戦メリに至っては、ロレンスとハラ軍曹だけがマトモで他の人物はみんな異常。

今回の『愛のコリーダ』出てくる人みんなが異常・・・

大島氏には悪いけど。つまらない。

大島渚作品で分かりやすいのは『少年』に限る。