■未来を完了系で表現すると、実現の可能性が高まると思う

おはようございます。
今日は大阪で夢新聞教室があります。
今から出発しますが、初の大阪開催で少し緊張しています。
だって、僕にとっては異国なんだもん…（笑）

結構クセになる怪しさです

さて、今日は「書く」パワーについて。

２年ほど前の話ですが、夢新聞に参加してくれた親子がいました。
夫婦と子ども２人で参加してくれたんですが、お父さん、ずっと黙ったまま子どもが書く様子を見ていました。
つまらないのかな？と思って、声をかけようとした瞬間…
残り１５分くらいで一気に書き始めたんです。
鬼気迫る表情で。

終わってから僕に挨拶に来てくれました。
紅潮した表情で僕に言いました。
「ようやく決断が出来そうです」と。
詳しく聞いてみると、今務めている会社から、ほぼ左遷のような人事を言い渡された。
このまま続けるべきか否か…ずっと悩んでいたそうです。
その迷いを振り払ったのが子どもが夢新聞を書く様子でした。
子どもがこんなにも自由に未来を描いているのに、オレは…

彼は奮起しました。
地域が大好きで、地域とともに成長できる仕事がしたい。
彼は、夢新聞に「公務員になり、地域の発展に貢献した」と書きました。
（夢新聞は未来の出来事を「完了系」で書きます）

彼は僕に言いました。
「書いたら決断ができた」

「いや、自己責任でお願いしますよ～」

ビビってるオレ（笑）

先日、弊社が立ち上げた、手しごと＆産直市「おてんとさんぽ」に彼が来てくれました。
彼は公務員になっていました。
中途で公務員になるのは大変なのですが、ものすごく勉強して夢を実現したのです。

お父さん、カッコええ～！

「頭で悩んでいたことを文字にした瞬間に、その未来がハッキリと見えた」
そう言っていました。

未来を完了系で書く。

これは事業計画策定にも活用できそうですね。

「◯◯を実現する」ではく「実現した」

変なヤツと思われるかもしれませんが、想像を絶する効果がありますから是非やってみてください！

それでは、大阪に向け行ってきます！

どんな「完了系」に出会えるか楽しみです！

また明日。

「◯◯したい」という願望は実現しない。完了系で言葉にする。