■自分の活躍で誰かがハッピーになることが実感できるか

人間って不思議です。
先日、１０００人規模のＰＴＡのイベントがありました。
僕が実行委員長…

堅～い雰囲気の中で挨拶をしなきゃならなくて、すごく緊張しました。

２０００個の目と耳が僕に集中する（笑）

でも、一瞬で緊張が解けた瞬間がありました。
アトラクションの、地元の児童養護施設の子どもたちの和太鼓の演奏を見た時。
児童養護施設の環境改善は長年の懸案事項で、行政への要望を重ね、ようやく実現しました。

実情を知っている分、思い入れがあったんだよね。
元気に力いっぱい演奏している姿を見たら、ものすごく感動して勇気が湧いてきました。
「微力だけど、この子たちのためにも出来る限りのことをしよう」そう思ったら緊張が解け、いい感じになったんです。

ここまでは僕の体験談。
ここからはビジネスの話。

社員のパフォーマンスが上がるためには、同じ構図が必要だと思います。

自分の仕事が、誰かの喜びを創造する。

それが鮮明になった時に、内面からエネルギーが湧き上がってきます。

イチロー選手が小学校時代に書いた作文に「夢」というのがあります。
そこには絶対に一流のプロ野球選手になるという決意と同時に、そうなったあかつきにはお世話になった方を試合に招待したいと書かれていました。

自分の活躍で誰かがハッピーになる。
しかも、それが自分の大好きな事だったら…

モノに溢れた時代、これまでにない価値創造が企業の大命題ですが、そのクリエイティビティを支える根幹は、ビジネスの目的そのものです。

顧客の喜ぶ顔が見える、あるいは予測できる、そんな物語のあるシナリオが求められると思います。

あ、これってターゲットが明確になるからマーケティングも上手く行くんですよね。

人を中心に捉えたビジネスということです。

それでは今日も喜ばれる仕事をしましょう！

では、また明日。

社員の創造性を支えるのはビジネスの目的そのもの