ギャンブル依存症
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ギャンブルで問題を抱える人が出る要因

ギャンブルで問題を抱える人が出る要因としては、大きく分けて、

1、個人要因(個人の内面の問題)、

2、社会要因(社会環境の問題)、

3、システム要因(現在のギャンブルシステム)の3つが考えられます。 


ただ、これら3つは複雑かつ密接に絡み合っているため、それぞれを単独で分析してもあまり意味がないものです。


例えば、「ギャンブル自体が存在しなければギャンブル依存症に陥る人も存在しない」という社会要因の話は、「同じ環境下でもギャンブルで問題を抱えない人の方が多い事実」を持ち出せば、個人の内面の話に変わりますし、個人の内面を考えていくほどに、「ある特定の個人の内面に影響を与えるギャンブルのシステムに何らかの問題があるのではないか?」という議論も出てくるものでしょう。

依存症を知る

依存症は、「ある習慣に病的に(強迫的に)溺れること」を指します。ただし、依存症は、決して「意志の問題」だけでは片付けられないのです。


生理的な脳内物質の問題もあれば、ギャンブルをせざるを得ない心の複雑なシステムもあれば、家族や職場(学校)など個人を取り巻く環境の問題もあれば、行動スキルの問題などもあり、それは個人により千差万別なのです。


依存症と一口に言っても、その中身は混沌としていることをまずはご理解下さい。