世界4大会計事務所「アーンスト・アンド・ヤング」が発表した「資本の信頼感に関するバロメータ」によると、中国は依然として最も魅力的な投資地区であり、インド、米国、ブラジル、インドネシアが続いた。京華時報が伝えた。

 その主な理由は、回答者が中国の巨大な市場潜在力に期待を寄せたことだ。同調査は世界57カ国、1500名以上の高級管理職を対象に、半年に1回実施される。

 直近の調査によると、回答者の52%は「世界経済が回復しつつある」と回答し、昨年10月の26%から大幅増となった。中国人回答者も、世界経済の先行きを昨年10月よりも楽観視しており、各国の回答者と比較して楽観の度合いが強かった。「世界経済が回復しつつある」と回答した中国人回答者は69%に達した。

 中国人回答者の70%は、「現在の従業員数を維持しなければならない」と回答し、昨年10月の52%から上昇した。中国人回答者の75%は、「現地経済が安定化している」と回答し、昨年10月の59%を上回った。

 好景気に市場潜在力が加わり、中国が世界の投資家から注目を集めている。

 アーンスト・アンド・ヤング大中華区財務取引コンサルティングサービス主管パートナーの龐若柏氏は、「中国経済の高度成長が鈍化しているが、中国企業の負債率は低い」と指摘した。アーンスト・アンド・ヤング香港・マカオ地区財務取引コンサルティングサービス主管パートナーの潘志威氏もまた、「中国企業は、2012年4月の理想的な資産負債状況から、依然として利益を得ている」と述べた。

第111回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が5月5日に閉幕した。広州交易会の公式データによると、今回の広州交易会に参加したバイヤーは21万人を超え、前回よりやや増加し、過去最高を記録した。


しかし、世界的景気低迷の影響により、輸出成約額は前期比で5%近くの大幅低下という広州交易会史上稀に見る状況となり、油断は許されない。7日付中国証券報が伝えた。



広州交易会のスポークスマン劉建軍氏は閉幕式において、5月5日までに世界213の国・地域から21万831名に上るバイヤーが、第111回広州交易会を訪れ、バイヤー数は第110回同期に比べ0.179%、第109回同期に比べ1.169%増加し、過去最高を記録したと述べた。



バイヤー数においては再び最高記録を更新したものの、外部環境の影響により、今回の成約状況は思わしくないものとなった。


広州交易会の公式データによると、輸出成約額は360億3000万米ドルで、前期比4.8%減、前年同期比2.3%減だった。


広州交易会の過去のデータを見ると、2008年の金融危機を除き、成約額が著しく減少したのは極めて稀なことである。



劉建軍氏は「新興市場国との成約額が著しく増加したが、欧米市場との成約額が引き続き減少しことが今回の広州交易会の特徴である。


欧州債務危機の影響により、欧州連合(EU)からのバイヤーは15.5%減少し、EUとの成約額は5.6%減少している。


アメリカとは、同国の深刻な雇用状況の影響を受け、成約額が8.1%減少し、成約額全体の減少に拍車を掛けた。一方で、新興市場開拓の成果が徐々に表れ始め、インド、ブラジル、ロシア、南アフリカなどの新興市場との成約額は4.1%増加し、アフリカ諸国との成約額は13.5%増と大幅な成長が見られた。


新興市場が強い勢いを見せているものの、中国の従来の主要市場は依然欧米であるため、新たな増加分では減少分をカバーできず、成約額は全体的に落ち込んだ」と分析している。

米大手コンサルティング会社のマッキンゼーは25日、「2011年末現在、中国のSNSユーザー総数は3億人に達した。中国は世界で最も多い、最もアクティブなSNSユーザーを有する」とする報告書を上海で公開した。中国新聞社 が伝えた。

 同報告書「中国SNS--消費の新時代」は、5700人の中国人ネットユーザーを対象とした調査研究であり、中国人消費者のSNSおよびネット利用行為に特化した中国初の調査報告書である。

 中国ネットユーザーの増加率は世界一となっている。2011年12月現在、中国のネットユーザー数は5億1300万人に達した。ドイツは6700万人、インドは1億2100万人、米国は2億4500万人。中国人ネットユーザーの半数以上は、1週間に12時間以上ネットを利用すると回答した。

 マッキンゼーの調査によると、大中都市の市民のSNS登録率は95%に達した。調査対象者の91%は、過去6ヶ月以内にSNSに登録したと回答した。この比率は、日本の30%、米国の67%、韓国の70%を大きく上回った。


SNSユーザーの急増に伴い、新たな消費ブームが生まれている。各企業と商品の多くは、SNSを戦略決定の重要情報源としている。うち、SNSが中国消費者の購入決定に与える影響力は、その他の国家や地区を大きく上回る。

 ある中国人ユーザーは、「SNSで取り上げられた商品の購入を検討する可能性が高い。知り合い・友人がSNSで推薦した商品やサービスを、実際に購入する可能性も高い」と回答した。

 同調査はまた、中国大陸部のサイトがSNS利用の主流となっているとした。中国人ユーザーは、1日当たり約46分をSNSに費やしているという。一方、米国人ユーザーは37分、日本人ユーザーは7分のみとなった。

 またSNSの種類により、利用者の構成に変化が生じている。例えばミニブログ を好む消費者の多くは所得水準が比較的高く、月収が8000元(約10万4000円)以上に達し、その多くが大都市に居住している。

日本の電子商取引大手・楽天株式会社と中国の検索サービス大手・百度 の共同出資によって開設された電子商取引(eコマース)プラットフォーム「楽酷天」は20日、今月27日の午前0時にショッピングサイト「楽酷天商城」のサービスを停止すると発表した。同サイトは利用者に対し、26日までに行った注文については、取引が着実に行われることを保証するとしている。またこの日以降は注文を受け付けないという。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

 サービス停止に先立ち、利用者は同サイトの公告の指示に従って優待券や支払い残高などの処理を行うことができる。同サイトのポイントは26日まで交換が可能だ。

 同サイトのサービス停止が伝わっても、業界には驚きの声は上がらず、外資系企業が中国でサイトを開設してもうまくいかないというジンクスが当たったようだと受け止められた。今回のサービス停止は冬の時代に入った電子商取引市場にとって、さらなるダメージになったともいえる。百度にとってみれば、同サイトの撤退はインターネット業界の大手が打ち出した2回目の電子商取引の衰退阻止戦が完全に失敗したことを意味するといえる。

B2C 取引サイトの楽酷天商城は百度 と楽天が2010年1月に合弁開設したもので、出資額は合計5千万ドルに上り、株式は百度が49%、楽天が51%を保有する。開設から2年間、経営不振やトップ交代といった種々のマイナス情報が伝えられ、具体的な業務の進展もみられなかった。

 同サイトの江尻裕一最高経営責任者(CEO)によると、同サイトは閉鎖されるが、百度と楽天が設立した合弁会社はまだ存在しており、51%と49%の株式保有率は変わらない。楽天は中国の電子商取引市場に大きな期待を寄せており、同サイトの閉鎖は楽天が中国市場を放棄することを意味しない。楽天は現在、中国で旅行会社2社と不動産開発企業1社を経営しており、いずれも経営は正常に行われている。電子商取引の分野では、今後は別の方法を探る可能性を否定できないが、具体的なタイムテーブルやプランはまだこれからだという。

 百度は22日、同サイトのサービス停止についてコメントを出し、百度サイトはすでにこのことを知っており、同サイトと今後の処理について話し合いを進めているところであり、同サイトの中国人従業員と協力パートナーの利益に大いに関心を持っているとした。だが今後の処理をめぐる具体的な人員配置計画はまだ出されていない。

税関総署はこのほど公告を発表し、今年4月15日から輸入物品の関税込み価格および税率の新しい表を適用することを明らかにした。

同署によると、今回の調整は市場の変化を反映するものだという。なお入境旅行者が携行する物品と個人が海外から郵送する物品についての免税政策は調整されておらず、今後も引き続き、入境旅行者は人民元5千元相当の自分が使用する物品を海外から持ち込んだ場合は免税対象となり、また個人が海外から物品を郵送する場合の免税範囲は据え置きとなる。

輸入物品とは、旅行者が中国国外で購入し中国国内に入境する時に携行する物品、および個人が国外から郵送する物品で、貿易ルートを通らずに中国国内に入る商品を指す。このため今回の調整によって市場で販売される商品の価格が影響されることはないとみられる。

これまでの政策に比べて、今回の公告では一部の輸入物品の税率が引き下げられている。たとえば撮影設備、コンピューター、周辺設備の税率は20%から10%に下がる。化粧品の税率は50%、食品・飲料品は10%、スーツケース・靴類は10%で、これまでと変わらない。

同署は一部の物品の関税込み価格も調整した。引き上げ調整が行われたものをみると、たとえば香水は1瓶あたり100元ごとに課税していたものを300元ごととし、アイクリームは1瓶100元ごとに課税していたのを200元ごととし、美容液は1瓶150元ごとの課税を300元ごとの課税にと、それぞれ引き上げた。引き下げ調整が行われたものをみると、ノートパソコンが一律で1台あたり5千元ごとに課税していたものを、キーボード式は1台2千元ごとの課税とし、タッチパネル式について別途確定するとした。

新政策に基づき、旅行者が海外から携行する物品の価格が税関の規定を超過した場合に納めるべき輸入税が変化する。たとえばキーボード式ノートパソコンの課税基準が2千元に引き下げられるとともに、税率が10%に引き下げられ、パソコン1台あたりの税額はこれまでより800元少ない200元になった

クレジットカードの国際ブランド・米「マスターカードインターナショナル」はこのほどアジア太平洋地区のネットショッピングに関する最新調査結果を発表。中国の大陸部では、回答者のうち、昨年と同じ割合の93%が向こう半年の間に、ネットショッピングを少なくとも1回は利用するだろうと答えるなど、中国市場でネットショッピングは依然として重要な位置を占めているが明らかになった。北京のタブロイド紙「京華時報」(電子版)が報じた。

 同調査項目では、タイも中国大陸部と同じ割合で同地区トップに。以下ベトナム87%、韓国84%、マレーシア79%と続いた。

 また同調査では、中国大陸部の回答者95%が過去3カ月以内に少なくとも1回ネットショッピングを利用したと答え、1人当たりの平均利用回数は約7回。一方、香港では、過去3カ月以内にネットショッピングを利用したと答えた回答者は79%にとどまり、その平均回数は約4回。台湾は82%で平均4回。

 利用する理由については、ネットショッピングを利用したことがあると答えた中国大陸部の回答者のうち、86%が「便利だから」、79%が「店で買うより安いから」と答えた。回答者の約4分の3がeコマース(電子商取引)は「絶対に欠かせない」と答えたことは中国でネットショッピングが根付いていることを物語っている。さらに回答者のうち67%が「代金支払いの安全性が向上すれば」もっと頻繁にネットショッピングを利用すると答えた。他にも、61%が「ネット上の取引に必要な別途費用が完全になくなれば」、55%が「eコマースサイトのユーザー体験がもっと快適だったら」もっと頻繁に利用すると答えた。

 ネットショッピングで購入する商品に関しては、中国大陸部で人気が高いのは「携帯のアプリケーション」や「航空チケット」、「書籍」、「CD・DVD」、「共同購入サイトの割引商品」など。一方、アジア太平洋地区全体で人気が高いのは「服」(36%)や「共同購入サイト」(33%)、CD・DVD(32%)など。
8日に上海市で発表されたある調査報告によると、中国の消費者のインターネットショッピングの頻度は欧州の4倍、米国と英国の約2倍に上るという。中国新聞社 が伝えた。

 同調査で週に1度以上ネットで買い物していると答えた人の割合は、大陸部は約70%に上り、米国と英国は約40%、オランダ、フランス、スイスは約20%だった。中国ではネット利用者の80%が自分のことを「経験が豊富」であり、世界の平均水準を上回るとみなしているという。

 同調査はプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が行ったもので、世界各地からインターネットで7005件のサンプルを集め、3大陸・8市場のネットショッピング利用者の習慣や嗜好を図面で明らかにした。8市場とは、米国、大陸部、香港地区、ドイツ、フランス、英国、スイス、オランダ。うち大陸部の回答者は27都市の905人を超える。
 
 同調査でわかったあることが注目を集めた。それはネットショッピング利用者が自身の消費能力について述べた部分で、多くの回答者が自分はネットでの情報収集や商品購入に長けていると考えていることだった。回答者の69%がこうした点について自分は「自信がある」または「経験が豊富」だとし、大陸部では「経験が豊富」とした人の割合は86%に達した。

 同調査によると、中国の消費者がネットショッピングで衣類、靴類、書籍、音楽、映画を購入する割合は約60-65%に達し、他の市場ではこの割合は約35-45%にとどまる。大陸部の回答者は60%があちこちの小売店舗をめぐり、ブランド企業から直接商品を購入するが、この割合が英国では36%、ドイツでは31%にとどまった。

 また同調査によると、携帯電話の普及とモバイルインターネットの発展がブロードバンド設備の設置ペースを上回っていることから、携帯電話を通じたネットショッピングが大陸部でもますます人気を集めているという。

中国国務院関税税法委員会第8回総会、国務院の承認を得て、中国では2012年4月1日から、液晶パネルなど4品目の輸入関税暫定税率が修正される。中国財政省が22日明らかにした。

修正後は、32インチ以上のバックライトモジュールを非内蔵輸入液晶パネルに、これまでの3%の暫定税率ではなく、5%の最恵国輸入関税率を適用する。

基幹部品輸入を奨励するため、視度調整機能を持つ輸入カメラ用接眼レンズ、他の視度調整機構をもつ接眼レンズが、15%の最恵国税率を下回る10%の輸入関税を適用。カッター用輸入スリッターナイフユニットの暫定税率は、8%の最恵国税率を下回る3%を適用する。

今回修正で、液晶パネル税率の引き上げに市場の関心が寄せられている。

中国のカラーテレビ産業は猛スピードで発展しているが、液晶テレビの基幹部品である液晶パネルは輸入に依存。カラーテレビ産業発展の大きな障害になっている。32インチ以上のバックライトモジュール非内蔵輸入液晶パネルに3%課税していた目的は、カラーテレビなど国内電子情報産業の発展を後押しし、海外からの液晶パネル輸入コストを引き下げることにある。

3%の輸入税率でもインドやブラジル、ロシアなどの新興国同士をはるかに下回る水準。複数の液晶パネル生産ラインの相次ぐ国内稼動に伴い、液晶パネル供給不足も変わりつつあり、輸入税率の適切な引き上げが必要になっていた。修正は、中国国内の液晶パネル産業およびカラーテレビ産業の発展に積極的な影響を与え、国内の液晶パネルの競争力を高める効果が期待できる。


一部商品輸入暫定税率修正表

通し番号 EX 納税者番号 商品名 2012年最恵国税率(%) 暫定税率(%)
ex 84419010 カッター用スリッターナイフユニット
ex 90029010 視度調整機能を持つ輸入カメラ用接眼レンズ 15 10
ex 90029090 他の視度調整機能を持つ接眼レンズ 15 10
ex 90138030 32インチ以上のバックライトモジュール非内蔵輸入液晶パネル 暫定税率取消

注:exは暫定税率適用の商品は「商品名」の記載に準じる。

中国商務省国際貿易経済合作研究院が21日発表した「2012年中国消費市場発展報告」は、12年の国内経済成長の最大の原動力が消費となるとの見方を示した。

報告は中国国内総生産(GDP)に対する消費の寄与度が12年に投資を抜き、ここ10年間で初めて、「経済成長の第1のエンジンになる」と予想した。15年までを対象期間とする第12次5カ年計画が打ち出した、「消費、投資、輸出による経済成長の共通牽引構造」がおおよそ出来上がるようになる。

同院経済研究部の趙萍副主任は記者会見で、12年に中国の消費はまだ急成長の余地があると述べた。また、過去2年間に実施されてきた「汽車下郷(農村部での自動車購入補助制度)」「汽車以旧換新(自動車買い替え補助制度)」や「家電下郷(農村部での家電購入補助制度)」「家電以旧換新(家電買い替え補助制度)」などの消費促進策が、消費喚起と消費拡大に大きく貢献してきたことを指摘している。

趙副主任は「今年は消費拡大政策の連続性を維持することが必要だ」と提言した。まず、支援対象の連続性を維持すること。打ち切った政策の経験を即時に総括し、終了間近の政策の継続策と代替策を策定する。さらに流通システム建設の方針を維持することも重要だ、とした。

同氏は、比較対象となる11年の消費統計数値が低かったことで、12年の消費伸び率が大幅に落ち込むことはないとの見方を示した。全国の小売売上高の伸びは11年の17%を下回るが、GDP成長のペースに比べれば依然、大きくなるとみている。

同氏はこのほか、今年の家電消費の伸びが大幅に下がり、通常の状態に戻ると予想。家具、建築・内外装材料分野が消費の伸びを押し上げる新たな原動力となると指摘した。これらの消費の伸びは30%程度となる可能性があるという。宝飾品消費の急増も続き、消費者は今後も続けて金や宝石の購入を資産の価値維持の重要な手段とするとの見方を示した。