HL-Z672ULRS-T 2ピース 常吉スペシャル と
HL-Z682LFS-ti 冴掛 MIDGE DIRECTION
の比較について。
私の個人的な感想ですので、あしからず・・・
どちらもセコ釣りに向いたロッドですが、「テーパー」と「硬さ」、さらに「全長」も
表記が異なります。
使用感としては、まずテーパーはレギュラーとファーストということで、
明らかに違いますね。
ただ、ロッドに負荷が掛かると、Mデレもファーストから徐々に胴に入って、
ほぼ同じように曲がります。
試しに、200gのウェイトで荷重を掛けてみました
写真で見てみると、解りにくいのですが・・・(不鮮明でスイマセン)
う~ん、 もしかするとロッドが長い分だけ、Mデレの方が柔らかい
ティップ部分においては、常スペの方が、ほんの少しだけ太く、
その分だけ硬いです。
したがって、ロッドティップが入ってアタリを教えてくれるのはMデレです。
ウルトラライトとライトの表記ですが、全体的に見ると、どうでしょう・・・
ほぼ一緒ですかねェ
いや、私の感覚ではMデレの方が、あくまでも良い意味で、
ダルンダルンとした感じを受けます。
全長は、2本並ぶとグリップの長さの分、常スペのほうが長くなります。
しかし、実質のロッドレングスは、Mデレの方が1インチだけ長いです。
どちらも魚と遊ぶことを楽しむための竿であり、用途もライトリグから、
極小プラグまで、ほぼ同じように使えます。
しいて挙げるなら、ミドストは繊細なティップを持ち、ファーストテーパーの
Mデレの方がやり易いかな?と思います。
そして、常スペはやはり、常吉リグで中層をスイミングさせる、いわゆる
ハイパー常 にはバッチリです。
ロッドの重量についてですが、常スペは自重が80gでした。
(これは、秤りを使って測定した実測値です
2ピースモデルは、確かカタログ上では85gだったかも)
105gのMデレより20g以上も軽く、イグジスト2004と組み合わせると驚異的。
さらには、トラウト用の1003もあるのですが、それはやり過ぎかなと思って、
まだ試していません。(もし、組み合わせると合計でわずか240gです)
魚を掛けた時に描くベンディングカーブは両方とも美しく、
じっくりと竿の曲がりを楽しみながら、やりとりしてしまいます。
どちらも、2ピースモデルですが、1ピースと遜色ないレベルだと思います。
セコ釣り用ロッドですが、決して非力ということはありません。
大物に対しても、リールのドラグを使えば、特に問題なく対応できます。
70㎝クラスのキャットフィッシュも獲れましたから
結局、どちらも私にとっては非常に楽しい竿であり、まったりと釣りたい時に
使います。
ただ、常スペは廃盤なので、もしものことがあるといけないと思い、
ほとんど使わず、Mデレで済ましています。
現存するロッドの中で、この2本と同じようなロッドは見当たりません。
仮にMデレが折れたら、やはりまたMデレを買うつもりです
SPR(スモールプラグレボリューション)のように、何とか常スペも
最新技術で復活させてくれないですかね~
SVF-コンパイルXを使って、しかも70g台のロッドなんてあったら
最高なのになぁ・・・
「スティーズ スカイレイ」 がMLで84gなんだから、出来そうじゃないですか?
それがダメなら、せめてハマスピみたいに、復刻版でもイイので、
村上様、ダイワ様、お願いします