じゅんぼうもくさんゼロホーム~~ちょっと今からゼロホームで家建ててくる

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準防火地域で木造3階建て(略して「じゅんぼうもくさん」)の2世帯住宅をゼロホームで建てる

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訪問ありがとうございます爆笑

 

最終回です。

安室ちゃんの引退に合わせてみましたニヤリ音譜

 

私は最後の仕事が工事監理者を管理するという仕事だったので、

「施主チェックは工事監理の仕事なんだから工事監理に仕事させようぜ派」を自認してまして、以前にも「施主チェックは工事監理者の仕事だから、工事監理者にさせよう!」というブログを書いたことがあります。

その時コメントで「工事監理なんて全然機能してないよ。無理無理・無駄無駄」的なコメントをいただきまして、今回もそのような反応を一部でいただいております。

 

家づくりにおいて工事監理が機能してないことは百も承知で、

この現実をどげんとせんといかんプンプン!!

と思ってます。

家を巡る施工がなぜこんなテータラクになってるかというと

現場監督・・・一人で軒数を持ちすぎて、材料や職人の手配に追われて施工チェックできず


工事監理・・・設計が忙しすぎて、施工チェックできず


施工会社・・・家の不具合は年数が経たないと出てこないものが多く、「経年劣化」で済ますことができるので、ノーチェックでも問題ない

で、

実質ノーチェック体制が続いたことにより職人さんのモラルや技術が落ちたため だと思います。

だったら、チェックをちゃんとすればいいんです。

そして、施主チェック全盛期を迎える・・・

 

でも、私は家を建てるすべての人が、欠陥のない家に住んでほしいと思っています。

施主チェックできる人は欠陥のない家に住めるけど、施主チェックできない人は欠陥のない家に住めなくても仕方ない。

そんなのはイヤなんですショボーンショボーンショボーン

 

家を建てる・買う・すべての人が欠陥のない住宅に住むためには、工事監理者制度の活用が必要だと思っています。

施主チェックをしたい人はすればいい。でも、それだけで終わってしまうなら、私に言わせればそれは、

「自分さえよければいいニヤリ

という態度だと思います。

工事監理者制度がちゃんと機能すれば、施主チェックする時間が無い人でも、建売を買う人でも、欠陥のない家に住むことができると確信しています。

 

家づくりで工事監理者制度が機能しなかったのは、なにより施主が工事監理者について理解していなかった、その存在すら知らなかったからだと思っています。

まず、工事監理者の存在を知ってもらうこと、工事監理者と関わる事、ここから工事監理者制度の活用は始まる思っています

 

繰り返しになりますが、施主チェックはしたければすればいいと思います。

でも、工事監理者も使ってください。工事監理者を活用しようとしてください。

工事監理者の選定は施工会社の選定と同じくらいに重要なことだという認識をもって、関心を持って選んで、活用してください

「工事監理者なんて、現場では空気ww」というご意見も拝見しました。確かにその通りです。

でも、施主が工事監理者に重きをおけば、工事監理者の存在は重くなると思います。

今現在、工事監理者が家づくりにおいて空気なのは、個人施主にとって空気だからだと思います。

施工会社に工事監理者(たいてい家の設計者がなります)や監理内容について問い合わせてみてください。

自分の予算とコダワリどころを折り合わせて、自分にとって本当に重要なところは工事監理者に確実に施工チェックしてもらうように契約してください。(契約前がベストですが、工事監理者は施工中でも変更できます)

そのような施主の態度が、施工会社のあり方を変え、工事監理をきちんと機能させることになると思っています。

個人施主が工事監理重視になれば、建売にもそれは影響すると思います。

なぜなら、注文住宅も建売も、「売れる」ということを最重視して商品展開するからです。

工事監理者がきちんと仕事した家でなければ売れない、となれば、自然と工事監理者制度は活用されると思います。

勝手なお願いですが、日本から欠陥住宅を無くすためには、この方法しか私には思い浮かびません。

念のために書いておくと、工事監理者は建築士しかなれませんが、第三者監理は建築士でなくてもできます(一部の住宅も、建築士でなくても工事監理者になれます)。第三者監理の会社がたくさんありますが、ろくに検査しないところもあるそうなので、監理者の選定はよくよく気をつけてください。

 

また、施工会社の設計士(家の設計士)を工事監理者に選定して、その人にちゃんと監理の仕事をしてもらうことで、自分の設計ミスも現場で見て、ミスの尻拭いを自らすることによって設計の勉強になる、というメリットがあると思います。

 


さて、最後に家づくりにあたって、おすすめのホームページとブログを紹介して終わります。

 

まずはこちら、言わずとしれた「住まいの水先案内人」さんです

http://www.ads-network.co.jp/

一級建築士・堀先生が作っているホームページです。

私のブログを「勉強になります!」とコメントしてくれる方がいるのですが、私のブログより、このホームページの方が100万倍勉強になります真顔

そして、この方は施主チェックのための「デジカメコース」なるものを作って、施主チェックの応援をされてます。

http://www.ads-network.co.jp/tipotto/check-servis/kiso-ken.htm

図解入り90ページのマニュアルと、デジカメで写真を撮ったら堀先生?がそれをチェックしてくれるというものです。お値段3万円から。

写真だけとはいえプロが見てくれるので、やみくもに不安になるよりはずっといいと思います。

私はこれは利用してないのですが、利用したことがある人には好評のようです。

でも、これを利用して終わりじゃなくて、工事監理者にも仕事させてね!

 

 

つぎに、おすすめブログ

同じアメブロで「30代サラリーマンが高気密・高断熱な家を建てるブログ。with泉北ホーム」

https://ameblo.jp/seven-leaf-clover2017/entry-12379208640.html

クローバーさんという方が書いているのですが、この方、泉北ホーム施主からは「クローバー神」と呼ばれるほどの方です。

余所でブログを書き続けていたのですが、こちらにもブログを書くようです。

とにかく、高気密・高断熱の鬼! それに対する知識たるや、もはや変態(いい意味で!)

リンクを貼った記事は、窓の断熱性能を一覧表にしているのですが、これにしても、本当に変態(いい意味で!)

「サッシのチャンバー層内の気流止めがされているエクセルシャノンのUF-Hなどは熱貫流率の数値以上に断熱性能が高まります。」なんて、その変態的(いい意味で!)な知識に胸キュンデレデレラブラブ(←YMOファンなもので、すみません)です

この方、気密断熱以外にも、家づくりについて博識だし、とても親切な方なので、今後このジャンルの宝になると思っています。

このブログを終わるにあたって、クローバーさんを紹介できたのはよかったです。

クローバーさん、後は頼みました真顔

 

 

これまで書いてきたことはすべて「私の考え」であって、他にもいろいろな考えがあるかと思います。

自分の選択を、自信をもって進んでいってください。

 

家を建てる人、買う人、すべてのマイホーム購入者が欠陥住宅に当たりませんように、

日本から欠陥住宅がなくなりますように、

切に願って、このブログを終了させていただきます。

 

今まで、たくさんのいいね! コメント、ありがとうございました。

このブログを読んで、不快になった方もたくさんいたと思います。すみませんm(_ _ )m


最後まで読んでいただいて、本当に本当に

 

ありがとうございましたチューラブラブ音譜