小さな種子「小さな種子」 種はやがて芽をだし 苗木となって空を目指す つかめない雲にむけて短い手のひらをいっぱいに広げる 生まれてきた意味はまだない 大地から養分を吸い上げて お日様からの温かい光をもらう そうやって生きてきた 何の疑いも持たないまま それがいかに守られてきた環境にあるかも知らずに もしも、広げた手のひらが 鳥たちの安らぎとなるのならば 喜んで手を貸そうと思う