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VIOLISTA☆

アメリカ、インディアナ大学音楽院へ留学後、縁(audition)で辿り着いたイタリア・ミラノのオーケストラでの首席ヴィオラ奏者の毎日や、イタリア人パートナーのアレ氏とベルガモ郊外での生活を気ままに綴るブログ。不定期更新、過去の記事の覚書あり。

今夜は
シーズンプログラム
マーラー 交響曲第七番 の第2夜目。
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Tuttiとしては何度も演奏しましたが、
意外にも首席としては初めて。

と言いますのも、うちのオーケストラは各セクションに首席が2人ずつ居て、第七番はもう1人の首席のGさんの大好きな曲なので、毎回彼が演奏していました。

しかし今回だけ彼の家族の諸事情により私が首席をやる事に。


第七番には各楽章にヴィオラのソロが点在し、特に第3楽章は重要な役を担っています。

いつもGさんが演奏していたので、彼のソロが耳に焼きついていて、これがなかなか何処かに行ってくれません😵

『自分の中のマーラー』を追求したくて音色・弓順を模索したり…

tuttiで演奏しているGさんの前で彼の大好きなソロを弾くのは、何だか居心地の良いものでは無かったかもしれません。

(それを言ってしまえば、去年演奏したリヒャルト・シュトラウスの『ドンキ・ホーテ』のほうがもっと比べられるのでしょうけれども、あれは自分のサンチョ・パンツァが完全に出来上がっていたので、単に愉しめる演奏でした。)


リハーサル 丸一日で翌日ゲネプロ&本番
という強行スケジュール🗓の中、

実際にリハーサルで流して演奏できるのは3回程度なので、自分のソロに馴れるという事は中々ありませんでしたが、

2夜とも、終演後の喝采、バックステージで団員の皆さんから賞賛の言葉をいただき、

『自分のマーラー・七、出来たかな』
と少しずつ実感。



些細な事ですが、
団員の数人が演奏会終演後に、私のソロを口ずさみ「君のコレ、好きだなー」「雰囲気が何とも言えない」と言ってくれたこと。


誰かの記憶に残る演奏ができ、
それを家に持ち帰ってくれるのって
最高だなぁ…と思います。


毎週沢山の音楽と向かい合い、
毎回異なる指揮者と、全く異なる演奏を創り出していく…  そんな経験や出逢いの繰り返し…。

次回のマーラー第七番のソロはまた違ったものになるに違いないと確信。(多分Gさんかな…)


明日は明後日のロシア🇷🇺サンクトペテルブルク公演の為のリハーサル。ブラームス、チャイコフスキー、レスピーギです。