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ワンダフルエゴライフ!

素晴らしい自己中の人生!

「Deep Purple - Highway Star」

18才のボクは、
免許を取った。
そして車を買って
高速道路を走るときには、この曲を聴こう!
と決めていた。

この曲に出てくるのは、8気筒の殺人マシーン。

残念だが、最初に買えたのは軽自動車
660ccの4気筒...

でも、自由を手に入れた気がした。
何処へでも、何処までも行ける気がした。

そういう感覚を最近は忘れてる。

しかし、この曲を聴くと思い出す。

「俺はハイウェイスター!」




俺の車は誰にも渡さない
とことん最後まで走らせるんだ
俺の車には誰も勝てない
音速まで突き抜けてしまう
痺れるマシーンだぜ
こいつには何でもある
馬力もぶっといタイヤも
そしてすべてがある

愛してるんだ、こいつが俺には必要だ
血が出るくらいにな
荒れるハリケーンだ
よし、しっかりつかまれ
俺はハイウェイ・スターだ

俺の女は誰にも渡さない
最後まで離さない
俺の女は誰もモノにできない
どんなカーブでも俺にぴったりくっついてる
痺れるいい女だ
こいつには何でもある
なまめく口も引き締まった体も
そしてすべてがある

大好きだ、俺にはこいつが必要だ
こいつに種をまくんだ
俺の気持ちをかき立てる女だ
さあ、しっかりつかまっていな
俺はハイウェイ・スターだ

俺の先には誰にも行かせない
頭の中もスピードでいっぱいだ
俺の先頭は誰も奪えない
俺は道路に戻ってきた
最高に幸せな気分だ
俺には何でもある
揺れる大地、広々とした道路
そしてすべてがある

愛してるんだ、こいつが俺には必要だ
血が出るくらいにな
8気筒エンジンは俺のものだ
さあ、しっかりつかまっていな
俺はハイウェイ・スターだ

$ワンダフルエゴライフ!



あるお金持ちがロールスロイスで砂漠を横断するという冒険旅行を楽しんでいた。ところが、過酷な旅がこたえたのか彼の車は砂漠の真ん中で故障してしまい、全く動かなくなってしまう。

そこで、彼はいざというときに備えて車内に積んであった無線機を使い業者に連絡をとることにした。すると、やがて水平線のかなたから小型飛行機が現れて彼にピカピカのロールスロイスの新車を届け、故障した車を積み込むと瞬く間に引き上げていったのだ。あっけにとられながらも対応の早さに感心した彼はそのまま旅を続け、無事に砂漠を横断することができた。

それから何日か経ったのだが、ロールスロイス社から代金の請求が来なかった為、彼は疑問に思い電話をかけてみた。

「先日、○○で車が故障してしまって、代車とすぐに交換してもらったんだが、
 あの時の代金はいくらかね?それにしても、すばらしいサービスに感激したよ!」

すると電話の向こうの社員は

「そのような事実は報告されておりません」

驚いた彼が

「確かに砂漠でロールスロイスが故障して・・・」

と説明を始めると、相手は途中でその言葉をさえぎぎってこう答えた。

「お客様、ロールスロイスは故障いたしません」

この話は、作り話なのかもしれないし、到底、真似の出来ることではない。
しかし、見逃されがちな大切なことは、

「あの会社なら、そのような対応をしてもおかしくない」

と思わせることなんだ