私の中のバルス | 毎日、オニゴッコであーる

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子供たち+夫との生活は『毎日オニゴッコ』。
母の落書き帳として、肩凝りしないブログ書いてます。
自分の人生は自分しか生きれない。
自分を楽しませてなんぼです(笑)

ちょっと、真面目な心の話にっこり


コメントを前記事で、頂いた皆様、ありがとうございますニコニコ返事は後程ゆっくり書かせてくださいませニコニコ


ちょっと、ずーっと、頭の角で思っていて消えなかったお話を吐き出させてください。



独り言です、独り言にっこりにっこりにっこり







先月くらいに、夜中、NHKを見ていました。


だいたい、夜は子供たちが眠くなるような番組をつけるようにしてます(笑)だから、難しい話とか、クラッシックとか流れてるNHKをつける我が家。(主人からはブーイングでますが凝視)


さて、さて、その時に見ていた番組が、Eテレの『こころの時代ライブラリー』の再放送でした。


この日の放送は、ジブリでも映画化されたゲド戦記の翻訳家で児童文学家の、清水眞砂子さんでした。


ちなみに、私は番組を見るまで、清水さんの存在を失礼ながら知りませんでした。



この回の題名は『己の影を抱きしめて』



少しつまんで、気になった言葉などを書きますが、



『子供はどのように育ち、どのように自分を獲得していくのか』



と言うところから見たと思います。



清水さんが、本の読み聞かせは、子供に良いとされて、穏やかで優しく育つと言われてるけど、自分はそうは思わないと。


正直なところ


『自分の意地悪な気持ちに気がつくこと』


それも大切だし、本から得ることだと。


そんな気持ちに気がつくことで、人は豊かになるんじゃないかと言うことでした。



ああ、なんか、この言葉、凄くガツンと胸にきました。



そして、自分の内面と深く向き合うきっかけになった本が、『レ・ミゼラブル』。邦題は『ああ、無情』です。きっと、誰もが一度は読んだことがあるか、あらすじを聞いたことがあると思います。


私は子供の頃、テレビアニメで、ねむの木学園の宮城まり子さん(女優で、障害者施設を運営されてました)が、声優として話を読まれてたことを、凄く印象深く覚えています。

そして、実母からも、『ああ、無情のジャン・バルジャンの話』を、何度も聞かされてた思い出があります。今でも、ああ、無情と、あともうひとつ『オズの魔法使い』を何度も本や映画などで見た記憶が、あります。


ジャン・バルジャン、確か、教会からろうそくの燭台を盗むんですよね。

でも、教会の神父様はそれをあげたんだと言ったような。。。


罪を犯したことにたいしての罰の見本のように、母から、刷り込まれるように話された私。


結構、私の母って、子供が聞いていて、耳を塞ぎたくなるような話をしたがったんですよね。きっと、人の道から外れないようにとの思いが強くあったからなのかもですが。


正直、私、楽しい話とか経験は、父や母からの想い出って、良い想い出はやっと、記憶の中からひとつ掘り起こす感じ。思い出したくない想い出って、直ぐに出てくるのに(笑)


読み聞かせの話も、楽しいようなワクワクするような話を聞かせてもらったことって記憶に無いんです。


話を戻して、清水さんの話のなかで、小さい頃に、どうしても欲しいブローチか何かがあって、欲しくて欲しくて、盗んでしまいたいと思う気持ちがわいたことがあったと。そして、そんな自分の影を見つめながら苦しんだと言うようなことおっしゃってました。


自分の心からわき出てくる、黒い気持ちについて、自分は生きていて良いのかとまで思えたと。



ああ、無情は、子供心に対する、人間の最終のギリギリの救済、許すことを知る話だと。


自分の嫌いな部分や嫌な部分を知って、『いい子だけじゃなくて、そんな嫌な気持ちを持った子でも生きていることが許されるのだ』と、思ったそうです。


本の世界って、深いですよね。深いだけの一言で終わらせちゃいけないのかもですが、うまく言葉が浮かんでこないです。私の頭の中のボキャブラリーからは、、、(苦笑)



なんでも手に入るような便利な世の中ですが、人の心は簡単には手に入らないですよね。


そして、昔より、人の心に疎くなった人たちが増えた気がしてなら無いのは、私だけでしょうか。




なんか、この番組を見て、やたらと、亡き母のことを思い出したんですよね。


親だから、子供対してマウントを取るのが当たり前みたいな人でしたね。


ずっと、親に口答えとかしちゃいけないような、そんな環境で子供の頃育ったんですよ。


もちろん、守ってくれてたことは確かですが。


大人になってから、晩年の母が機嫌が悪い時、一方的に『言いたいことが沢山あるけど、言わないでいるだけだ』と、言われたことがあったんですよね。


そして、『私だって、お母さんに言いたいことなんて沢山あるんだ!!』と、すぐに直球で投げ返して、『はっ』とした母の顔。今でも忘れられないですね。


多分、ずっと、人を傷つける言葉を放っちゃいけないって思っていたんです。それは間違ってないとも思ってた。でも、ずっと繋がれた鎖のような気持ちを引きちぎりたかったのも事実。




私の中の“バルス”



でも、色々あったけど、感謝はしているんだよ、母上。


でもさ、娘はあなたの物ではない。


娘は娘の人生しか歩めないよ。




どの口が言うかと、今頃、あっちで、言ってるかなよだれ(笑)




なんか、そんな言葉が脳内で流れていきました魂が抜ける(笑)






私みたいなやつが語るなよーなんですけどねオエーオエーオエー(笑)







あと、最近、懐かしく思い出したドラマがありました。LUNA SEAの『I for You』と言う曲を、偶然に聴いたからかもしれないけど。


『神様、もう一度だけ』かな。深田恭子ちゃんの。知ってますか?当時、金城武さんのファンでした(笑)


でも、この話、知ってる方は、ピンと来ると思いますが、ヘビーな話ですよね。


でも、人間臭い、それもティーンエイジャーの話って、最近は保護者が、うるさいからか無いですよね、あんまり。


昔ほど、リアルで、すぐ自分の近くでありそうなドラマが最近は無い気がします。


影響を受けては困るから?


正直なとこ、リアルで目を塞ぎたくなるような事件の方が多くなった気がするんですよね。



社会に影響を与えるドラマ、ちゃんと、心に響き渡るドラマ、たまに見たいです。






ちょっと、語って見ました。独り言です、独り言。。。


気分を変えて

最近は、これを車でかけながら子供たちを送ってます。上の子がノリノリです(笑)さすが我が子~よだれよだれよだれ




皆様、良い一日でありますように(・ェ・`U)わおーん