ここやで。
自然の海蝕か人が掘ったのか分からないが小さなトンネルがあり、
その向こうに行くと、
うわぁぁぁーー
これは見事だわ
地質的には海蝕と隆起の繰り返しだと解説してあったが、
波なり岩なりが何らかの意図を持って造形したとしか思えない空間であった。
これは、訪れる価値ありやな。

1935年に国の天然記念物に指定された歴史があるとても古くからの観光地。
そのせいか、人が歩く用に岩が階段上に掘られたり、
生コンを流して路盤を整備している場所が多々あり、
今じゃ許されないだろうと思われるような、人の手がそこかしこに加えられた形跡あり。
奇岩のエリアは1kmほど続いたろうか、
けっこう歩いた先で西側へ脱出した。
このポイントが志摩半島から続くリアス式海岸の南端(西端)とされるらしい。
結局11区間もリアス式に費やしたwww
1回25kmとして275kmも延々走っていたのかwwwww
七里御浜という砂浜が熊野川の河口まで続く。
つまり、三重県の端まで続く。

国道沿いの堤防みち。

飛び出た岩は獅子巖というそうだ。
鬼の衝撃冷めやらぬうちに、今度は獅子だから、
昔の旅人は気が休まらなかっただろう。
獅子巖を通りすぎて、

いや、こちら(和歌山側)から見るのが正しい獅子巖なのだ。
思いのほか、獅子である。

以前、この駐車スペースで車中泊したことがあるが、それはさておき。
堤防みちの意匠で石畳調の路面に仕上げてあったが、実はこれ絶妙に走りにくかった。

道の駅は花の窟という。
前回の車中泊のときも結局、花の窟自体を見学(神社だから参拝か?)せずに、今回も素通りになる。
一応、ウィキで調べたら、イザナミの埋葬地と伝えられていて、
神社としては日本最古とも言われているそうだ。
最近ようやく日本神話に興味が出始めたから、どれぐらいの古さか考えてみた。
イザナミは系譜としては神武天皇の6代先代にあたり(祖父の祖父の祖母ぐらい)、
126歳まで生きた神武天皇がすでに2700年前で、
系譜の途中にはホオリという580年も生きたといわれる方もいるので、
ほかの神々も長寿だったとしたら、
うーん、だいたい3700年ぐらい前のことかな?
徐福もビックリの昔話である。
つづくで


