あんなヨロヨロの子を離して、
本当に良かったんだろうか?
私は間違ってしまったんじゃないか?
ずっとあの子の事が頭から離れず、
時々泣きそうになりながらも、
夕方、公園に様子を見に行きました。

そこにはあの子の姿はなく、
もしかしたら、さくらねこの溜まり場にと思い、行ってみました。
すると、えさやりさんがたまたま外に出ており、勝手に医療に掛けてしまった事を話さなければと声を掛けたら、
あの子は近くに住む別のえさやりさんの地域猫だということがわかりました。
18才の位のおじいちゃんだそうです。
最近、痴呆が始まっていたようで、
ここに来るようになったと。
そして、「今もいるかも!」っと
少し探すと一角でお昼寝していたんです。
私をみて「ニャー」っと鳴き、
ヨロヨロしながら、近づいて来てくれました。
それが嬉しくて嬉しくて。

色々とお話しさせてもらって、
この辺は優しい方ばかりで、
虐待等の心配はなさそうでした。
そこの地域猫ではないのに治療費もいただいてしまいました。
とても良い方で本当に温かくて泣けました。

翌日、また会いに行こうとそこへ行くと、
昨日の方が出てきてくださり、
なんと!!
「うちの子になりました!」っと!!
臭いもかなり強かったので、
お風呂にも入れてくれ、
動画もみせてもらいました。
気持ち良さそうにしている姿を見て、
ただただ、感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

登校の時に臭いも強く、
ガリガリでよだれでだらだらの猫を
「汚い!!」などと言わず、
子供達が囲んで撫でてあげていて、
「かわいい!でも、病気かな?大丈夫かな??」
と心配しながら登校して行った子供達の言葉。
この言葉も今回の行動を後押ししてくれたのだと思います。
あの子も本当にいい子で、
おとなしく点滴にも耐えて、
知らない人に車に乗せられて怖かっただろうに、威嚇もせず医療に掛けさせてくれた。
そして、マンボに少し似ていたこともある。
たくさんの偶然が重なって、
あの子の先は短いかもしれないけど、
色々な人の優しさに触れ、
少しでも「幸せ」と思ってくれることを願わずにはいられません。

地域猫に優しい所に住めたこと、
私は幸せです!
全ての猫が最期まで幸せに暮らせるように、
なって欲しい。

今回の件で、TNRでリターンする時に胸が痛いとおっしゃっているブログをみては、心が苦しくなっていましたが、目の当たりにすると、
比にならない程の精神的ダメージを受け、
心が病むくらい辛かったです。
今回のような結末をむかえる事の方が少ないだろう。
こんなダメージを受けつつ、
次の子を助けるボランティアの方の気持ちを考えると、苦しくなります。
ボランティアがいらなくなるような、
そんな日が来ますように。

今日はとっても風が強いです。
あの子は風に吹かれると倒れてしまうと。
でも今はお部屋で風で倒れることもなく、
穏やかに過ごせている。
本当に良かった。